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北海道 夏の空港を支える人たち

2018-09-02 07:15:00 | 報道/ニュース

8月17日 おはよう日本


新千歳空港。
北海道のさわやかな夏を求めて大勢の旅行客が降り立つ。
そのころ駐車場は道内の利用者で常に満車状態。
(利用者)
「ぐるぐるぐるぐるまわって
 ようやく今空いたから。」
「探すのにひと苦労。」
このなかで常に動き回っているのが駐車場の誘導員である。
炎天下に加え車が発する熱を直に受ける。
(誘導員)
「いやもう汗だくですね。
 やっぱり去年よりは暑いですね。
 直射日光がきついので。」
暑さから解放される休憩時間。
つかの間の癒しはアイスキャンディー。
みんなでお金を出し合い
夏限定でストックしている。
(誘導員)
「おいしいです。
 これなかったら倒れるかもしれないですね。」
毎日 運転手の目の代わりとなるため
暑さに耐える。
(誘導員)
「空港施設を楽しんでいただいて
 旅行者については楽しい旅行をしていただけるよう努めています。」
分刻みで下りて来る飛行機。
到着するとすぐに出発に向けて準備を始める。
とくに早さを求められるのが機内清掃。
ある航空会社では安全確認を兼ねて客室乗務員自らが行う。
(客室乗務員)
「シートポケット内にゴミが入っていることが多いので
 すべて出してゴミが入っていないか
 あとはこうしたシートポケット内に入っている物が揃っているかをみて清掃しております。」
わずか17分。
6人で280席を1つ1つ掃除する。
息つく暇もない。
(客室乗務員)
「暑いですね。
 暑いです。」
ゴミを回収しているのは助っ人できた整備士。
さまざまな部署が助け合い
客が多い夏の定時運航を目指す。
1日420便が離着陸する新千歳空港。
滑走路はいつも酷使されている。
整備が行われるのは常に深夜。
色とりどりの灯りは飛行機の道しるべとなる航空灯火である。
作業員は季節を問わず長袖である。
(整備員)
「安全確保するために
 やっぱり腕まくりとかそういうものはしないようにしています。」
ネジのゆるみやひびがないか1つ1つ点検する。
最も大事なのは明るさ。
12km先の飛行機から確実に見えなければならない。
一方でガラス面はタイヤのゴムや海からの風ですぐに汚れてしまう。
拭く前と吹いた後
特にタイヤに踏まれることの多い中心線のライトは2週間おきに清掃する。
(整備員)
「タオルは意外と汚れます。
 既定の明るさをクリアした灯器を現場につけるので
 実際それを維持していかなければならない部分がある。」
パイロットにとってきわめて重要な灯り。
作業は明け方まで続いた。
真夏の新千歳空港。
利用客の笑顔の陰にはスタッフの見えない努力があった。




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