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盆踊りを盛り上げる!若きDJの挑戦

2018-09-06 07:00:00 | 報道/ニュース

8月20日 首都圏ネットワーク


それぞれの地域で長年愛されてきた盆踊り。
最近では人口減少で若い人が集まらず
盆踊りを開きたくても開けない地域が増えていると言われている。
そんななか昭和のヒット曲やヒップホップを流して
子どもから大人まで楽しめるちょっと変わった盆踊りが栃木県鹿沼市にある。
夏の風物詩 盆踊り。
伝統の祭りをDJのテクニックが盛り上げる。
中心に立つのは DJ NECO(28)。
(DJ NECOさん)
「日本の良さ+海外の良さをミックスさせて
 うまく融合させてやっていければいいと思う。」
鹿沼市出身で栃木県では若手DJナンバーワンと評判のNECOさん。
若手DJの技を競う全国大会で優勝するほどの腕前で栃木の夜を熱く盛り上げている。
そんなNECOさんの本職は特別支援学校の先生である。
現在6年生のクラスを担当している。
子どもたちの音楽の楽しさを知ってもらいたいと
月に1度 DJ授業を行っている。
(DJ NECOさん)
「音楽の力ってすごいなと思うので
 いろいろな人にDJを通して広めていきたい。」
NECOさんの地元 鹿沼市中心部では若者の地域離れや人口減少が進み
6年前を最後に盆踊りは行われていない。
新しい盆踊りで街に活気を取り戻そうと地元の商店主たちが起ち上がった。
若者でも楽しめるように演出したいと
NECOさんに盆踊りのDJ “盆DJ”を依頼したのである。
(盆DJ主催者)
「新しい盆踊り文化を今風に
 NECOさんの28歳の若い力でやってもらえたらと思って。」
盆踊りで流す歌の1つ 栃木県の定番「日光和楽踊り」。
「日光和楽踊り」を若者でも楽しめるダンスミュージックにアレンジするため試行錯誤が続く。
(NECOさん)
「うまくスクラッチして入れようかと。
 リズムが一定じゃないので微調整が必要。
 うまくブレンドさせると面白いことができる。」
地元鹿沼の街に賑わいの音楽を響かせたい。
DJ NECOのプレイとともに6年ぶりの盆踊りが始まった。
音に引き寄せられて続々と人が集まる。
そしていよいよ「日光和楽踊り」。
日光和楽踊り×StreetDreames。
(参加者)
「こんなど田舎の町に最高っすね。」
「今現在と混ざってていい。」
(DJ NECOさん)
「DJがみんなをつなぐ1つになった。
 地元鹿沼を盛り上げるすべとしてはいい。
 “いいね”“楽しそうだね”というのを発信できればいい。」
地域の絆をつなぐ“盆DJ”。
人々の輪がまわり始める。

 

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