箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

追い風を知る

2019年10月12日 10時46分00秒 | 教育・子育てあれこれ







台風19号のため、今日予定されていた箕面市立中学校の体育祭は延期になりました。

なにぶんにも大型台風で、雨の心配もありますが、昨年9月4日の台風被害を思い出しています。


三中にはとなりのポプラの大木が倒れてきて、玄関のフェニックスの木が被害を受けました。

さて、そんなことを思い出しながら、今日は風についての話題を提供します。






向かい風か、追い風かで、記録が左右されるスポーツ競技があります。

とくに陸上競技の短距離走は、その最たるものです。

追い風は、通常有利に働きます。

ランナーも追い風のときは、それを感じながら走ります。

ただし、それは自分の進行方向を知っているからです。

陸上競技やスポーツだけでなく、なにか事業やプロジェクトを進めるという、ほかのケースでも追い風は好都合に働きます。

しかし、向かい風は、「逆風」となり、ものごとを進める悪条件になります。

ただし、一つ言えることは、

方向性を持った人しか“追い風”を知ることはできない。

はっきりとした目標を持っていれば、その時の状況が「追い風」なのか「向かい風」なのかがわかるのです。

目標が明確でない場合は、追い風を自分に有利につけることができません。

この意味でも、何事にも目標をもつことは大切です。