白い無地のキャンバスに、3年間でどんな模様や絵を描いていくか。
子どもは誰しも、中学時代はその子なりに、ドロドロした人間関係に悩むこともあります。
それが、のちにその生徒の中学時代のアルバム・思い出になります。
無色透明な絵にはなりません。
楽しい日々、悩んだ日々、うれしい日々、悲しい日々を過ごすのが、思春期の中学時代です。
その中学時代のキャンバスに光と色をつけるのは、本人ですが、教師でもあります。
生徒とともに喜び、悲しみ、楽しみ、共に時間を過ごすことで、キャンバスには光がさして、さまざまな経験を重ね、色づいていくのです。