今日は雨降りです。
おそらく、この世の中で、雨降りがいいという人は少ないでしょう。
雨にちなんだ曲があります。松任谷由実の『冷たい雨』は、雨を扱った失恋ソングの代表です。
「冷たい雨にうたれて、街をさまよったの
もう許してくれたっていい頃だと思った 部屋に戻ってドアを開けたら あなたの靴と 誰かの赤い靴
あなたは別の人と ここで暮らすと言うの
あなたは別の人と ここで暮らすと言うの
こんな気持ちのままじゃ どこへの行けやしない」
切なくなる歌詞です。
一方、こんな言葉もあります。
一方、こんな言葉もあります。
「雨を感じることができる人もいるし、ただ濡れるだけの人もいる」(ボブ・マリー)
同様に、かりに晴れていて、同じ道を歩くとしても、美しい花を見て「きれいだ」と感動する人もいるし、何も感じずに通り過ぎる人もいるでしょう。
「レゲエの神様」と言われるボブ・マリーは、過ぎゆく日々をただ無為に過ごすのではなく、豊かな心でものごとを感じとり、クリエイティブな感性を磨くのがいいと、雨を例に出して言っています。