今の時代、ディスカッション・対話を通してまったく違う考えに触れることが求められます。
そして自分外の視点を持って自分の考え意見が絶対的ではなく、相対化する訓練が重要です。
いまの社会では、人の人の「分断」が問題になっています。
SNS上のコメントでは、相手を言い負かした「論破」が称賛される時代に、どのように対話が成立させるかが必要になります。
その成立のためには、自分の主張をいったん括弧でくくり、自分はわかっていないと自覚する「無知の知」が重要となります。
そのように今、現場をベースにして、社会のさまざまな問題を考えるディスカッションが必要です。
自分の文化や思考にクエスチョンマークをつけ、何を変えるべきか、何が問題かを考えることが必要です。
そのためには、コミュニケーションでは相手の言うことを「聴く」のがポイントになります。
自分の考えを相対化するために、「聴く」からスタートするのです。