菜の花は美しいとしみじみと思います。畑一面に黄色いじゅうたんを敷きつめたようです。
寒くて長い冬が終わり、見るからに元気な黄色い花が咲き、お互いが競い合うように春の彩りを添えてくれます。
その黄色の印象が強すぎることなく、他の花や周りの緑と調和するのです。
これがマリーゴールドとかひまわりの場合は黄色の印象が強すぎることがあり、周りと調和しないこともあるのです。
そういえば、昔聞いた話ですが、自死を考えていた人が、あてもなくさまよっていると、東京四谷駅の裏にさしかかったとき、見事な菜の花の群生を見たそうです。
あまりの美しさに、心打たれ、死に向かっていた心の振り子が、生きる方向に打ち出したそうです。
自死の意図が消えて、「やっぱり生きよう」と改心したそうです。
菜の花は人に希望を与える花なのです。
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