
いわゆる「団塊の世代」と呼ばれる人たちは、そろそろ後期高齢者に入る年齢になっています。
70歳代といえば、まだ健康な人が多いのが今という時代です。
ただ、仕事は引退し、働かない人が多くなります。
なかでも、サラリーマンを退職して、妻が先立つた男の人の動向が気になります。
誰からも連絡がない。孤独を感じながら、孤立していく。・・・
この人たちの生きがいになるのは、若い世代のために尽力することで、自分自身が若い世代に寄与できることにやりがいを感じ、生きるはりあいを確かめることができます。
昭和の「企業戦士」として日本の高度経済成長に貢献してきたが、退職とともに自分の地域へ戻り、地域の活動やボランティア活動に関わることで、やりがいが高まります。
人は誰かから必要とされるとき、貢献感が高まるのです。
人間は社会的なつながり、人とのつながりが大切だということでしょう。
そのつながりを次世代の子どもたちや今の若い世代のためにいかす。
箕面市でも、昔の遊びを子どもたちに教えたり、小学生に地域の歴史や祭を伝授している人がいます。
それが回り回って自身の健康やしあわせ、いきがいにつながっていくのではないでしょうか。
高齢者が楽しんで目を輝かせて行う活動は、子どもの関心をひきつけます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます