以前、年度の変わり目の頃に、中学生に次のような話をしました。
竹には節があります。なぜ節があるのでしょうか。
それは竹に節目がなければ、1年間でどこからどこまで伸びたかがわからなくなるからです。
この年度替わりの「節目」を大事にしてください。そして、自らの成長を確かめ新しい年度をスタートしてください。
さて、「節目」として卒業や修了、入学や進学・進級があります。この春にさまざな身辺上の変化に出会うことになるでしょう。期待や希望にあふれることが多いでしょう。
今までと同じ環境ならば慣れているので、人は不安などは感じないでしょう。
でも、ちがった環境やちがった道へ進むとか、迷いながら、または不本意ながら選んだ場合、人間関係が大きく変わるときなど、前向きな気持ちになれないこともあるかもしれません。
かりに、前向きな気持ちになれなくても、またはせっぱ詰まってどちらかにしなければとか、できるかできないかという考えではなく、「今の自分にできる程度(範囲)のこと」を地道に続けていくようにすればいい。
硬直化せず、竹のしなりのように柔らかい、、ある意味で「いい加減」を実践していけばいいのだと思います。
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