箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

マスクをつけるか、外すか

2022年06月27日 08時14分00秒 | 教育・子育てあれこれ
新型コロナウイルスの感染が拡大したこの2年半の間に、日本人はマスクをほぼ全員が付けるようになり、マスク着用習慣が定着しました。

そして、現在「建物の外でマスクを外すかどうか」について、20歳前後の女の人の答は以下の通りです。

およそ3分の1ほどの人は外します。

しかし、その外すというのは、夜間やまわりに誰もいないときという条件つきです。

加えて、その外すというたちの中には、半分の人は「外すと恥ずかしい」「マスクは安心できる」と考えています。

マスクを外すと、いつもは見られていない部分を見られるように感じて、恥ずかしいという思いになるそうです。


さらに、全体のうちの3分の2の人は屋外でも、夜間でも、周りに人がいなくても、マスクをずっと付けているのです。

思い切って外してしまえば、「恥ずかしい」という感覚はなくなっていく人もいるでしょう。

その一方では、ずっと恥ずかしいという思いを引きずっていく人もいます。

また、小さい子どもはマスクをつけているのが「当たり前」になってさしまい、外した人の顔を見ると怖いという場合もあるそうです。

マスクを付けないとイヤとか外すと恥ずかしいという感情は、外見を重んじるルッキズムが大きく影響をしています。

今の時代にあうのは、つけるつけないという二者択一よりも、あるときは付ける、あるときはつけないなど、他者が選んだ選択を認め合うことでしょう。






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