子どもが将来どんな職業に就きたいかという希望は、とても大切です。
実現できないこともありますが、やりたいことや夢をもつことは、意欲向上につながります。
発達段階における自己実現にも関係します。
大阪府の箕面市の小学校での卒業式では、卒業式で、卒業証書をもらうと、一人ずつ自分が将来就きたい職業を交えて、自分の夢を宣言します。
さて、このたび新小学1年生を対象にしたアンケートによる「就きたい職業」2024年度版ランキングが、ランドセルのメーカーから公表されました。
女の子では1位がケーキ屋・パン屋で、長年ずっと1位にあげられており、人気は圧倒的です。
2位の芸能人・歌手・モデルは昨年から大きく増えました。
男の子は、スポーツ選手が4年ぶりに1位になりました。
プロ野球選手は最近落ち込んでいたのですが、阪神タイガースの優勝、ワールドシリーズの大人気、大谷選手の活躍などで盛り返しているのでしょう。
また、コロナ禍が終息し、自由にスポーツを楽しめるようになり、Jリーガーやプロ野球選手を夢見る子がふたたび増えたのかもしれません
最近人気が出ていたユーチューバーは、総合順位で前年の9位から14位に落ちました。
一方、大きく人気が集中したのが研究者とゲームクリエーター」でした。
研究者は、男の子で過去最高に並ぶ5位に上がりました。
科学技術の研究者というよりは、恐竜や昆虫、化石が多く、図鑑や生き物番組の影響と思われます。
働き手にとっては、これからは今以上に厳しい雇用状況になると予測しますが、努力を重ねて夢実現に近づいてほしいと思います。
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