基本的に人間は、とくに子どもは、「ちゃんとしなさい」と叱られてばかりだと、自分は何をしてもダメだと考えます。
そして、やりたいことがあっても主張しなくなります。
やりたいことがあっても、チャレンジしなくなります。
子どもは、本来さまざまであるのですが、大人はふつう子どもはこうするものという「常識」で、子どもの言動を見ます。
でも、子どものなかには、いわゆる発達障害のように、独特の言動をする特性をもった子もいるのです。
「常識」に当てはまらない子どもの言動に対して、大人の理解が及ばないとき、叱ります。
そして、思った通りに言ったり、行動すると、叱られると感じて、何事にも消極的になります。
そして、居心地がよくなく、沈んだ気持ちになります。
しかし、反対に、理解ある家族や先生に囲まれて、失敗しても叱られないということがわかれば、積極的に行動できるようになります。
精神的に安定して、居心地がよくなり、未体験の活動や新しい人の交流にチャレンジできるようになります。
特性をもった子は褒められて成長していきます。
小さな進歩でも、家族や学級で喜んでくれるような環境が、その子の生活する基盤になり、自分らしさを発揮することができます。
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