「小さい子はほめて育てよ」と、言われます。
その通りです。
しかし、大人が子どもを「ほめ続ける」ことは、小さい子どもにとってよくないということを、以前のブログで書きました。(2018年10月22日)
親がほめ続けると。小さい子は「自分は何でもできる」という万能感をもってしまい、自信過剰で他者との人間関係がうまくいかなくなるという弊害があるからです。
ただし、誰でも、それは大人でも、ほめられると悪い感じはしません。ただ、大人なので、ほめてほしいと、あきらさまにはいいませんが、人は潜在的にはそのような欲求をもっているのかもしれません。
くわえて、子どもをほめ続けることがいけない、もう一つ理由があります。なにかしたときにほめ続けると、子どもは自分が行うことの価値は、他者からの承認で決まるとかんちがいしてしまうのです。
中学生を育てる点でめざすのは、将来自立する人になることです。
自分の行為の価値が他者からの承認できまると思うと、自分で自分の生き方や人生を決めていくことができなくなり、自立することから離れてしまいます。
そもそも、自立した人は、他者から評価を受けようが、受けまいが、突き抜けたところで、自分の価値を知っています。
そもそも、自立した人は、他者から評価を受けようが、受けまいが、突き抜けたところで、自分の価値を知っています。
ほめられようが、ほめられなかろうが、揺るがぬ自信をもっているものです。
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