Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

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悪夢考

2013年04月03日 09時35分33秒 | 日記


Nスペでこの作曲家のことを知った。
佐村河内守* 
私は、あまりのことにテレビに釘付けになっていたが
おそらく彼に共感できる主人は、
インターネットで
CDを即買いしていた。
60分間、集中が途切れない。
とても素晴らしいです。






大人になってから度々見る夢で
最も嫌いな夢がある。

それは、夢の中で、これは夢だと気づき
もう決して目覚めないのではないかという恐怖に陥る夢。

恐ろしさにパニックになって
夢の中で目を一杯に開いて

「覚めろ!覚めろ!」と叫ぶ。

一旦それで目が覚めて起き上がるが
実際はまだ目覚めていない。
これも夢だと悟り、また叫ぶ
それを繰り返す。

つい2~3日前にも見てしまった。

目が覚めて本当に良かったんだけど
あのまま覚めなかったらどうしようって
起きた後でも また怖くなる。

夢に閉じ込められる悪夢は
つまり、自分の小さな脳の中に閉じ込められて
在ると信じているこの現実世界に戻って来られなくなるような、

そんな恐怖だ。

とはいえ、夢も現実の一部なのに


窓から見える、ずっと続く景色を現実だと認知することができる。

そして、その先の見えない広大な宇宙のことも想い、
私はつまり、宇宙という現実の中に生きていると、そう信じているのだけど

でもそのようなことと、
現実と夢を行き来する恐怖と、どこが違うのか
よくわからない。




*http://columbia.jp/samuragochi/