Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

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浮き世離れか

2016年05月25日 08時35分37秒 | 日記

アドラーの心理学というのがブームらしい
この本を読む気は全くないので
名言集にちょっと目を通したが
私には、息苦しい言葉のオンパレードのように思われた。
もちろん、ちゃんと本を読めば違うのかもしれないが。

「嫌われる勇気」って、そもそも嫌われた経験は山ほどあるので
私にとっては「いまさら?」

疎外や中傷、不利な条件を押しつけられた時の怒りは
制作やものを考える糧になってきた。

だから逆に、人から好かれると居心地悪い時もある。
適度に距離を保ちながら
作品について議論できる関係がいい。

互いに誤魔化すことなく批判し、叱咤激励しあえる関係がいい。
相手を褒め合うばかりのゆるい関係には
残念だけど、意味を見いだせない人間になってしまった。

ゆるい優しさは無責任だと思うことがあるのだ。
厳しくすると、それが自分にも返ってくるので
自分にゆるい人は、他人にもゆるい。
そのゆるい人のアドバイスをそのまま鵜呑みにしていると
あとで「え?」という事態になることがしばしばある。
その時に、そのアドバイザーを恨んでも意味がない。
鵜呑みにした自分が悪いのだ。

ママ友とか職場とか、たぶん向いてない。
嫌な人間かもしれませんが、引きこもり人生で良かったです。