亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site
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午前中、母とともに実家の仏壇を掃除する。
ほこりだらけや!!
父の実家は京都。この仏壇も京都からもってきたもの。
もともと父は8人兄弟でそのうち
姉と兄は若いときに亡くなっていて
私が子供の頃からこの二人のお位牌があるのは知っていた。
姉のお位牌はとても小さく、幼いときに亡くなったのがわかる。
会ったこともない私のこのおばさんは
ずっと「みちこ」さんだと思っていた。
それは母が「みちこ」さんと呼んでいたからだが
昨日お位牌の裏を見て、違うじゃん!!
「道」さんじゃん!(笑)
すかさず母にツッコミを入れた。
「みちこさんじゃない」
「だって皆そう呼んでいたわよ」
(それは多分ウソや!)
いやしかし、
子供の頃から私は仏壇の掃除係だったけど
この歳になってそれに気づくとは(@_@;)
私の名前の「三千代」は
「道」さんと全く無関係に名づけられたとも思えない気がした。
そしてその他にも見覚えのないお位牌が。
「こんなのあったっけ?」
「前からあるわよ、おじいちゃんのご両親のお位牌」
私も7歳半まで京都で過ごした
懐かしい京都の家の空気は今でも覚えている。
祖母が毎朝この仏壇に向かって
般若心経と「な~む あ~み だ~ぶ」(3拍子・浄土宗です)を唱えていたのを思い出す。
南無阿弥陀仏の発音は決して「なむあみだぶつ」ではありません。
しかも木魚のリズムは裏打ちで(笑)
今はもうないその家に、いつか帰れる気がするんですが…
いや帰りたいんですね、
私は京都人になりそこなったんです。