Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

耳あて生活

2018年12月28日 12時04分06秒 | 日記


今年のクリスマスプレゼントでした。
私の左耳を心配下さった方より。

そして家の中でも耳当て生活です。

温かくて気持ちいい

今回の低音障害型難聴でわかったことがあります。

聞こえがおかしくて受けた最初の検査では
聞こえすぎるくらい聞こえている、との診断。
聞こえがおかしくて行ってるのに、なんじゃそりゃ??
もともと耳の聞こえが良すぎるんですね。
だから電気屋さんが苦手だったんだ。
デパートなどの商業施設、フードコート、声の大きい人、ずっとしゃべっている人、
繰り返し同じ事を蒸し返す人、加えてグチや悪口なんかの内容もしんどいし息苦しく、
たまに自分の声さえもやかましく感じることがあった。
耳からの情報は私には深刻だったのだ。

耳当て生活になって、聞こえ方がやわらぎ
当てた瞬間からふわっと心が和らぐのがわかる。
もとよりこの社会は音が多すぎて、聞きたくもないことを聞かされる。
乱暴で過剰だ。
ずっと耳当てしていたい。





ステロイドは効き方が過激だ。
大量投与の期間中は聞こえもウソのように良くなり、
老眼さえもよくなり拡大鏡が要らなかった。
だんだん量を減らす段階になり、聞こえもまた悪くなり老眼も始まった。
薬が効いてただけだったのか。
もちろん、今では大分良くなりもとの耳に戻ったようだが
もともとの聞こえ方がやっぱり普通じゃないことを知る。

疲れると多分また悪くなる、そんな予感がある。




低音障害型難聴はストレスが原因で
自分でもそのストレスに気づいていたけれど
これが行きすぎると、もっと重大な病気になっていたのかもしれない。
外敵から自分を守る、耳がバロメーターになると思う。
助けてもらったと思い、身体を大切にいたします。

薬はまだステロイド以外のものを飲み続けている。
自分で始めたこととしては、お風呂につかりながら
耳と頬、首にかけてオイルマッサージをすること。
出てから軽くストレッチをして火照りを冷ましてから布団に入ること、
なるべく呑まない、そして23時までには必ず寝ること。