Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

甘藍

2010年08月20日 07時30分49秒 | 日記

写真は甘藍。
キャベツの中から生まれた花。

昨年の4月頃、冷蔵庫にほったらかしてあったキャベツをそろそろ食べなくてはと思い葉っぱをむいたら、一番奥が花になっていた。
こんなことってあるんだな…

狭い空間なので、円く渦状に縮こまってはいたが、それは確かに小さな花だった。 とりあえず水栽培することにした。根が出た後は、プランターへ。現在は写真の通り、うねうねと変な枝が出る始末。のびのび育つオバケカンランになった。
これは昨年、水栽培していた頃の写真。まだ小さくてかわいい(小皿の直径8cm)。



さっそく絵にした。自分でも大好きな作品。
この絵は、香港のアートフェアで素敵な女性が買ってくれた。



絵が売れる事なんてめったにない。というか、そもそも絵は売れないものだと思っている。幻想だと。それでも売れたときはとてもうれしい。
描いてきてよかったと思う。でも不思議と、寂しい気持ちも半分だ。
大切な分身のように思っている。

そんなつもりで描いている。



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