宇宙の原形、人体のうちとそとを描く y art gallery (shop-pro.jp)
身体は私自身でありながら自然界の一部でもある、この両義的な身体への興味から解剖学を学びました。
解剖学では、全ての生物の身体は同じ起源を持ち、同じ天体の回転リズムに何億年も共振しながら、
共に進化してきたことを学びました。こうしたミクロコスモスとマクロコスモスの共振の軌跡は、
人体のみならず小さな花の構造にさえも「宇宙の原形イメージ」として刻印されているのではないでしょうか。
この展覧会では「宇宙の原形イメージ」をベースに解剖図(死)と春画(性・生)、さらに植物の形も取り入れ、
命の循環と均衡を願う私なりの身体曼荼羅図を模索しました。
命のさまざまな謎は、描かれることによって顕在化し、見る人にはその儚さよりも命の永遠を感じて欲しいと願っています。亀井三千代
これは展覧会のプレス用コメントです。
こうしたコメントは突然ふられることが多いので
事前にたたき台を用意しておく必要はあると思います。
結局、常に絵のことばかりを考えているわけですが
視野狭窄になりはしないか、少し不安な時もあります。
ウェブのデザインはとてもカッコよくて私にはとてもできない、感謝しかありません。
もうすぐ大阪入りします。だんだん緊張してきました。
ウェブでは上の3点に加えてこの作品も載っています。
「血と風」水彩・洋紙
これはベランダに咲いたバラのスケッチと解剖した胸部のスケッチ(心臓・肺)
そして自分の足を組み合わせた作品。
他の作品が墨か岩絵の具でゴリゴリに描いているのでその中では異色かもしれません。
ほとんどの作品は既に発送しましたが、
30号の作品3点は手持ちで搬入しようと企んでいます。
大丈夫なのでしょうか私。
エールを送っていただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
12月8日(金)~21日(木)11時~19時 日・月休廊