今回の記事で「桜八分咲きの青山霊園」の散策は終わりです。明日から桜満開の千鳥が淵のレポートを始めるつもりなのでサクサク記事を作っていきます。
明治時代のお雇い外国人など、日本の近代化を支えてくれた人達が中心に眠っている「外国人墓地地区」の全景です。
このソメイヨシノの木の幹は、総武快速線東京地下駅のコンコースの柱と同じくらいの太さでしたね。
振り返って桜のトンネルを撮影してみました。
ソメイヨシノの枝が目抜き通りの上に掛かるように手入れされているわけですね。
青山霊園内には、大久保利通、吉田茂、志賀直哉、斉藤茂吉、北里柴三郎、忠犬ハチ公(!)といった、各界の著名人が眠っています。
管理事務所で受け取ることができる案内地図には著名人たちの墓の案内も書いてあるので、観光目的で探すこともできるそうです。
東京の城南地区の住宅地に住む高所得者の人たちにとっては、青山霊園に自分のお墓を持つことができるのはある種のブランド、ステータスなのかもしれないですね。
実際に歩いていても、墓地特有の息苦しさなどの雰囲気が全く感じないところが見事だと思います。
そろそろ青山霊園の敷地の北端部が見えてきました。青山霊園の北側は「港区の南青山地区」という住宅街と国道246号線に沿ったオフィス街となっています。
意外に思われるかもしれませんが、青山霊園の北側には伊藤忠商事の東京本社などのオフィスビルが多いのです。
南青山や西麻布地区では数少ない緑地帯でもあるので、ビジネスマンの人の姿も多いです。
管理事務所や公衆トイレが入っている建物が見えてきました。この界隈には場所柄、石材屋さんなどのお店が集まっています。
管理事務所前から霊園の敷地内を撮影してみました。
標高25~30メートル前後の高台にあるためか、ミッドタウンタワーがきれいに撮影できました。これで桜八分咲きの青山霊園の散策は終わりです。