大阪市営地下鉄御堂筋線のなんば駅前から新緑の御堂筋を散策して梅田へ向かいます。なんば駅から地上へあがった駅前広場から散策を開始します。時刻は午前9時半前後であり、通勤ラッシュが終わって間もなくの時間帯でした。
なんば駅前広場の脇を緩やかなカーブを描きながら通っている大通りが「御堂筋」です。なんば駅前から梅田の阪神前交差点までほぼ一直線の大通りがまっすぐ続いています。
2009年の6月末に閉鎖されて上本町へ移転した「新歌舞伎座」の建物の脇を通り抜けていきます。新歌舞伎座の建物は工事用のフェンスによって囲まれていました。
御堂筋と千日前通りが交差している「難波交差点」を渡って行きます。千日前通りの上には阪神高速道路の高架橋が架けられています。
難波交差点の北側の街並みをズームで撮影してみました。大阪市の梅田地区と共に、西日本エリアの中でも有数の規模を誇る繁華街が広がっています。
5月中旬の時期の散策だったので、御堂筋の歩道や分離帯に植えられているイチョウ並木は綺麗な新緑に覆われていました。まだ朝日とも言える太陽の光が当たって輝いているように見えました。
都市河川である道頓堀の上に架かっている「道頓堀橋」を撮影してみました。6車線の道路と、両側の歩道分の横幅を持つかなり大規模な道路橋となっています。
御堂筋から少し寄り道して道頓堀界隈を少し散策してみたいと思います。午前9時半前後の時間帯だと道頓堀周辺はほとんど人通りはありませんでした。
道頓堀の通りに沿って建っている「大阪松竹座」の建物です。かつては映画館だったのですが、現在は最新設備を備えた劇場として新築開場しました。松竹制作の歌舞伎・新劇・松竹新喜劇を中心に、歌劇、ミュージカル、コンサート等も上演されています。
道頓堀に架けられている「戎橋(えびすばし)」を渡って行きます。不断だと平日でもものすごい人通りで有名な戎橋ですが、この日はそんなに混雑はしていませんでした。
H&М戎橋店が入居しているファッションビル「ラズ心斎橋」の建物を撮影してみました。
戎橋の橋上からグリコのネオンサインを撮影してみました。「戎橋」の名前の由来には、今宮戎神社にお参りする参道であったことから、もしくは西宮神社の社札が配られたことから、という2つの説があるのですが、通常は前者の説が有力視されています。
橋上から西側、御堂筋の道頓堀橋側を撮影してみました。近年、道頓堀の河川の両側では「とんぼりリバーウォーク 」という名前の遊歩道の工事が進められています。
現在のグリコのネオンサインは5代目のものなのだそうです。グリコ以外にも様々な企業のネオンサインがビルの壁面に掲げられています。
戎橋から北側へ延長するように伸びているのが「心斎橋筋」です。商店街が始まる午前10時前の時間帯だったので、人通りもほとんど見られませんでした。脇へ伸びる道路を歩いて御堂筋へ戻ることにします。