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(仮称)大手町1-1計画:工事進捗率40% 2014年10月14日

2014年10月28日 08時01分00秒 | 再開発・千代田区


(仮称)大手町1-1計画 工事進捗率40% 2014年10月14日
皇居東御苑の正門である大手高麗門前、内堀通りと永代通りが交差している大手門前交差点の北東角の再開発工事「(仮称)大手町1-1計画」です。再開発計画はかつてこの場所に建っていたりそな・マルハビルと三菱東京UFJ銀行大手町ビルの2棟を建て替えるもので、それぞれが新たな超高層ビルに生まれ変わります。2012年6月11日に、東京都が都市再生特別地区の都市計画決定を告示しました。

プロジェクトの概要
りそな・マルハビルの建て替えは、三菱地所とJXホールディングスの共同事業として進めます。JXホールディングスは、完成後のビルに本社とグループ会社を移転する計画となっています。三菱東京UFJ銀行大手町ビルの建て替えは、三菱地所の単独事業として進められます。建設するビルは、敷地南側の「A棟」が地上22階地下5階建て、北側の「B棟」が地上29階地下5階建てで、総延べ床面積は約25万5000㎡の規模となります。りそな・マルハビルの跡地にA棟、三菱東京UFJ銀行大手町ビルの跡地にB棟が建ちます。A棟は2015年度、B棟は2016年度の完成を予定しています。

プロジェクトの特徴
A棟、B棟ともオフィスを主用途とし、1フロアあたりの面積はA棟が約2750㎡(約830坪)、B棟が約3300㎡(約1000坪)です。B棟の高層階には約120室のサービスアパートメントを設けます。このほか、A棟の1階に環境ビジネスを手がける企業・人材の情報拠点としてビジネス・エコシティ・センターを、地下1階に健康施設やランニングステーションを整備します。

災害時の電力供給については、重油を使用する非常用発電機に加え、中圧ガスと重油の2種類に対応するガスタービン発電機を設置します。敷地内に約50万リットルの大容量オイルタンクを備え、重油のみで72時間以上の供給を可能とします。水害対策としては、1階部分や周辺建物との地下接続部、重要な設備室に防水扉などを設置し、多重的に止水対策を講じます。このほか、皇居外苑堀の水質を改善する官民連携の取り組みとして、敷地内に水浄化施設と約3000㎥の貯留槽を整備します。堀に面して、約2800㎡の環境共生型コミュニティ広場も設けます。

A棟は、2013年2月に新築工事着工
大手高麗門側に建設される「A棟」の高層ビルは、既に約1年半前の2013年2月に着工しています。A棟の竣工予定は2015年11月となっています。

2014年4月中旬、B棟の建設工事着工開始とサービスアパートメントの運営事業者が決定する
2014年4月15日、三菱地所株式会社によって4月14日より、「(仮称)大手町1-1計画B棟」の新築工事に着手したとの報道発表がありました。大手町初の「住」機能として導入が決定していたサービスアパートメントの運営事業者として、シンガポールをはじめ世界23カ国で施設運営を行うThe Ascott Limited(アスコット社)の最高級ブランド「Ascott The Residence」の出店が決定しました。
三菱地所、「(仮称)大手町1-1計画B棟」新築工事着工 SUUMOジャーナル
http://suumo.jp/journal/2014/04/15/61169/



大手高麗門前から見上げた「(仮称大手町1-1計画」のA棟とB棟の完成予想図全景です。




竹橋側から撮影した再開発施設の高層ビル群の全景です。




りそな・マルハビルの跡地に建設されるのが「A棟」、三菱東京UFJ銀行大手町ビル跡地に建設されるのが「B棟」となっています。




A棟が純粋な高層オフィスビルなのに対し、B棟内にはオフィス以外に大手町初の「住」機能として導入が決定しているサービスアパートメントが入居することになります。




再開発敷地内には、約2800平方メートルの広さの「コミュニティ広場」が整備されることになります。

事業概要の詳細
開発名 大手町1-1計画A棟(仮称 りそな・マルハビル建て替え)
所在地 千代田区大手町1-1-2(住居表示)
最寄り駅 地下鉄大手町駅徒歩1分
面積 土地約6900㎡、延べ床約10万8000㎡
構造 階数(地上/地下):S・SRC造、22/5
用途 事務所、店舗、駐車場
事業主 三菱地所、JXホールディングス
設計者 三菱地所設計
施工者 鹿島、NIPPO
工期 2012年2月~2015年11月

開発名 大手町1-1計画B棟(仮称 三菱東京UFJ銀行大手町ビル建て替え)
所在地 千代田区大手町1-1-1(住居表示)
最寄り駅 地下鉄大手町駅徒歩1分
面積 土地約9300㎡、延べ床約14万7000㎡
階数(地上/地下) 29/5
用途 事務所、店舗、サービスアパートメント、地域冷暖房施設、駐車場
事業主 三菱地所
設計者 三菱地所設計
工期 2013年度~2016年度

ニュースリリース:ケンプラッツによる再開発工事の着工ニュース 2012年6月12日
【開発】三菱地所などが大手町1-1計画に着手、総延べ床25万平方メートル〈追加情報あり〉
プレスリリース:三菱地所による報道資料 2012年6月12日 
「(仮称)大手町1-1計画」について
プレスリリース:三菱地所による報道資料 2014年4月14日 
「(仮称」大手町1-1計画B棟」新築工事着工のお知らせ



永代通りの大手町駅交差点前、「三井住友銀行本店ビル」前から見上げて撮影した高層オフィスビルの全景です。高層オフィスビルの高さは、約70メートルほどまで成長してきました。




高層オフィスビルの鉄骨を取りあえずは組み立てるだけ組み立てて、外壁の取り付け工事はその後ゆっくりと進めていく工程なのかもしれません。わずか数カ月でここまで高くなっていました。




永代通りの西端部である「大手門交差点」前にやってきました。建設中の高層オフィスビルの低層部分を良く見てみると、外壁部分の取り付け工事が始まっていて、工事用シートも取り外されていますね。




大手門交差点前から見上げて撮影した「(仮称)大手町1-1計画A棟」の高層オフィスビルの全景です。




今年の初夏の時期はまだ空き地状態だったのですが、ここ約3カ月ほどの間に高さ約100メートルに届くか届かないかのレベルまで積み上がってきました。




「(仮称)大手町1-1計画」の再開発工事現場の脇の皇居東御苑「大手高麗門」の修復工事の現在です。




二の門である「大手門渡り櫓(やぐら)」の修復工事なのですが、工事用シートが少し撤去されかけていて、新しい渡り櫓の建屋が見えそうになっていました。




内堀通りの歩道を北側(竹橋方向)へ向かって歩いて行きます。内堀通りの歩道から、建設工事中の高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




わずか3か月程の間に、ここまで組み立てられるのかと驚きです。




「A棟」の高層オフィスビルを真正面から見上げて撮影しました。地上22階・地下5階建て、高さ約99メートル(最高高さ115メートル)の規模となります。




A棟の敷地北側に建設されることになる「B棟」の建設工事現場です。地上29階・地下5階建て、高さ139メートル(最高高さ149メートル)の高層ビルが建設されます。




「B棟」の建設工事現場内には、巨大なタワークレーンなどが何基も展開されていました。




A棟の高層オフィスビルを北側から振り返って撮影しました。




東京消防庁前から再開発工事現場の全景を撮影しました。




B棟の地下部分の工事はもうしばらく続きそうですね。




東京地下鉄東西線の竹橋駅前の広場内から、内堀の水面越しに「(仮称)大手町1-1計画」の再開発工事現場方向を撮影しました。工事現場の北側に建っている三井物産本社ビルも再開発計画が建ちあがっています。




「(仮称)大手町1-1計画」の再開発工事現場をズームで撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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(仮称)三井住友銀行本店東館計画:工事進捗率90% 2014年10月14日

2014年10月28日 08時00分00秒 | 再開発・千代田区


(仮称)三井住友銀行本店東館計画 工事進捗率80% 2014年9月14日
日比谷通りと永代通りが交差している大手町交差点の南東角に建っていた「三井住友銀行・大手町本部ビル」の建て替え計画です。かつてこの場所には三井住友銀行の東京営業部が設置されていたのですが、全面的に建て替えることになりました。現在は2基のタワークレーンが設置されていて、鉄骨を地上から釣り上げています。

旧ビル(三井住友銀行大手町本部ビル)スペック
竣工 1959年4月
階建 地上12階、塔屋2階、地下3階
敷地面積 5956㎡
延床面積 61712㎡
2007年3月23日に「三井住友銀行」が取得価格1251億円で取得

沿革
2010年(平成22年)11月12日、「三井住友銀行」は、大手町本部ビルの建替えを発表
2011年(平成23年)4月18日、三井住友銀行 東京営業部窓口(旧 住友銀行東京本部・東京営業部)を本店ビル内へ移設

新ビルスペック
解体着工 2011年4月
建設開始 2012年4月
竣工 2014年12月を予定
階建 地上29階程度、塔屋2階、地下4階、高さ約150メートルの超高層オフィスビル
延床面積 約9000㎡の予定

三井住友銀行の、日比谷と大手町の2つに分かれていた拠点機能を大手町に集約
・本店営業部…東京・丸の内の三井住友銀行本店ビルディング内に置かれている。
・東京営業部…東京・丸の内の三井住友銀行ビルディング内にブランチインブランチとして暫定的に同居している。
・大阪本店営業部…大阪・北浜の住友村にある住友ビルディングに置かれている。旧住友銀行時代から同一所在地に存在する。西日本の本部である。
・神戸営業部…神戸・旧居留地の三井住友銀行神戸本部ビルに置かれている。

本店営業部を、2010年(平成22年)10月に、現在の東京営業部・大手町本部向かいに2010年(平成22年)7月に竣工した、三井不動産のオフィスビルである三井住友銀行本店ビルディング(旧JFEビルディング跡地)を全フロア借り上げる形で集約しました。これにより本部機能は、一部の大手町一丁目三井ビルディング(本店北館)に移設される部門と、新住友ビル(大手町本部ビル)内にある東京営業部の窓口をのぞき、大手町・日比谷両地区のセクションは原則すべて新本店ビルへ集約されました。

2010年(平成22年)11月に大手町本部ビルの建替えが発表され、2011年(平成23年)4月18日付で、東京営業部窓口を本店ビル内へ移設し、本店営業部とのブランチインブランチ形態へ移行することを発表しました。なお、旧大手町本部ビルは「三井住友銀行本店東館(仮称)」として、2015年ごろを目処に竣工予定としています。




行幸通りと日比谷通りが交差している和田倉門交差点前から見上げて撮影した「(仮称)三井住友銀行本店東館計画」の高層オフィスビルの全景です。
 



高層オフィスビルの頭頂部をズームで撮影してみると、「三井住友銀行(SMBC)」のロゴマークが壁面に掲げられているのが見えました。




和田倉門橋の上から見上げて撮影しました。




高層オフィスビルは最高高さの約150メートルまで完成し、後は内装工事を行うだけになってきています。タワークレーンも解体されていくのでしょう。




和田倉門橋の東詰めの交番前から見上げて撮影しました。




日比谷通りの歩道から低層階部分を撮影しました。日比谷通りの歩道上に展開されていた工事用のプレハブ小屋も撤去されていました。




同じく日比谷通りの歩道から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




低層階部分を覆っていた工事用シートも徐々に取り外されてきています。日比谷通りを挟んで建っている三井住友銀行本店ビルの壁面と同じ、淡いオレンジ色の壁面が綺麗に見渡せます。




日比谷通りと永代通りが交差している「大手町駅前交差点」越しに、高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。永代通りに面している側は、まだ工事用シートに覆われていますね。





「三井住友銀行本店東館(仮称)」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。日本の中枢である丸の内地区の高層ビル群の中の一つの建物として素晴らしいデザインだと思います。




永代通りに面している低層階の壁面部分をズームで撮影しました。工事用シート越しに、真新しい壁面部分が透けて見えます。




工事が佳境を迎えている「三井住友銀行本店東館(仮称)」、2014年12月に竣工予定となっています。




「三井住友銀行本店東館(仮称)」の地図です。

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