10月初旬の平日、都営地下鉄大江戸線の勝どき駅にやってきました。勝どき駅の真上を通っている晴海通りを西側(銀座方向)へ向かって歩いて行くと、隅田川に架橋されている勝鬨橋が見えて来ました。
勝鬨橋の南岸から撮影した、環状第2号線の「築地大橋」の道路橋梁です。現在、メディアで連日のように話題となっている「豊洲新市場」のニュースの中でも、この築地大橋をはじめとする環状第2号線が取り上げられています。
勝鬨橋南岸から撮影した「東京都卸売市場築地市場」の全景です。2016年11月7日に予定されていた豊洲新市場への移転が延期となったことから、現在の日本で最も政治的に渦中の存在となりつつあります。
この日の東京都心部は一カ月ぶりに晴れ間が見える天候だったのですが、南側からうっすらと雲が流れて来つつありました。今年の6月から9月にかけて、本当に晴れ間が見える日自体が数えるほどしかありませんでした。
勝鬨橋の中央部から下流側一帯を見渡して撮影してみました。正面には、本来であれば2016年12月に開通するかもしれなかった環状第2号線の築地大橋の道路橋梁が架橋されています。
築地~晴海~豊洲間の大部分が完成している環状第2号線ですが、築地大橋の東岸側(築地側)の道路部分が築地市場の建物群を取り壊して整備される計画となっていて、迂回道路を造るとか造らないとかワイドショーなどで話題となっていますね。
今回の散策は、豊洲新市場への移転問題の主役となっている築地市場内を散策してみたいと思います。当初の計画では10月末の時点で閉鎖されてしまう予定だったのですが、今の政治情勢だと来年の春以降まで築地は存続しそうですね。
勝鬨橋の北岸側に集まっている築地市場の建物群が見えて来ました。おさかな資料館や築地市場厚生会館、立体駐車場棟などの建物が集まっています。
これらの建物群も、豊洲新市場への移転に伴って、取り壊されることになるのでしょうか。
勝鬨橋の北岸部にやってきました。相変わらず車の交通量が非常に多い晴海通りの歩道を西側へ向かって歩いていきます。
晴海通りの「勝どき橋西交差点」の全景を撮影しました。晴海通りの日比谷~銀座~築地間の慢性的な交通渋滞は相変わらずです。
勝鬨橋の北岸に面して整備されている「勝どき門」の全景を撮影しました。
「築地六丁目交差点」前にやってきました。平行して走る環状第2号線が今年12月に開通すれば少しは緩和されるはずですが、豊洲新市場の問題があるのでまだ晴海通りの渋滞は続きそうです。
晴海通りの築地六丁目交差点で交差している道路を南側へ向かって歩いていきます。この道路沿いも築地場外市場のエリア内に入っていて、多くの飲食店などが立ち並んでいます。
西側一帯は築地場外市場のエリアが広がっていて、碁盤目状の区画内に飲食店や鮮魚店などが密集して広がっています。