緑の、東京ブログ

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東京ガス主導再開発計画 TOYOSU22の概要 2016年10月6日

2016年10月20日 06時00分00秒 | 再開発・城東


東京ガス主導再開発計画 TOYOSU22の概要 2016年10月6日
江東区の豊洲六丁目地区の「東京ガス豊洲工場」の跡地の再開発計画TOYOSU22です。場所は豊洲新市場の5街区(青果棟)の敷地北側一帯を中核とする一帯であり、東京ガスが保有している約20ヘクタールの広大な空き地が広がっていて、都心にも程近く潜在性が秘められているエリアです。住宅・業務・商業などが集積する首都圏最大級の環境配慮型都市(総延床面積約75万㎡)が今後開発されることになります。

まちづくりのコンセプト~「Tokyo Smart City TOYOSU22」
1.スマートエネルギー~スマートエネルギーネットワークを構築し、環境負荷の低減とエネルギーセキュリティの向上を実現。
2.スマートグリーン~水と緑に囲まれた街並みとそれを生かしたライフスタイルやワークスタイルを創造。
3.スマートコミュニティ~エリアマネジメントによる地域に根ざしたコミュニティを形成することで、安全・安心や地域の賑わいを実現。


TOYOSU22の整備予定地の地図です。

住所:東京都江東区豊洲6丁目
面積:約20ha
都市計画:豊洲地区計画が定められており、建物建設にあたっては、「再開発等促進区を定める地区計画」の都市計画手続きが必要になります。
有効空地率:(住居系)50%以上、(商業系)40%以上

プレスリリース:東京ガス用地開発株式会社の専用ページ
TOPTOYOSU22



晴海運河に架橋されている「晴海大橋」の道路橋梁から、東京ガスの社有地の「TOYOSU22」の再開発予定地を見渡して撮影しました。再開発区域内の「区域4」地区に相当しています。




再開発予定地内では、屋内スポーツ施設の「新豊洲ブリリアランニングスタジアム」を建設中です。2016年12月中に開業予定となっています。




ゆりかもめの新豊洲駅舎内から「区域2」地区を見渡して撮影しました。現在は暫定駐車場や荒れ地が広がっているだけとなっています。




TOYOSU22地区の敷地北側、晴海運河の広大な海域を挟んだ対岸は、晴海地区の埋め立て地が広がっています。こちらも晴海ふ頭の倉庫街跡地を高層タワーマンションに建て替える再開発が至る場所で行われています。




豊洲六丁目地区の北東側の「石川島播磨重工東京工場」の跡地は、現在は高層タワーマンションやオフィスビルが立ち並ぶ町並みが広がっています。




現在、メディアで大きな話題となっている豊洲新市場の諸問題でも出て来ましたが、この場所は1990年代後半まで「東京ガス豊洲工場」が広がっていました。民間企業である東京ガスから、社有地をどのような経緯で東京都へ渡ったのかまで、メディアで検証されていました。




TOYOSU22の「区域4」地区内で先行的に開発された「東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター」です。2016年5月28日に完成したのですが、報道メディアではあまり取り上げられませんでした。




スマートエネルギーセンターの敷地内に整備されている遊歩道内から、TOYOSU22の「区域4」地区の東側を見渡して撮影しました。




この場所が東京ガス豊洲工場や豊洲石炭埠頭、豊洲鉄鋼埠頭があったことは一般知識として知っていましたが、石炭からガスを精製する過程で様々な有害物質が生成されることまではメディア検証を見るまでは全く知りませんでした。




再開発区画の敷地南側は、東京都道484号豊洲有明線と、ゆりかもめの軌道高架橋が通っています。




少し離れた場所には東京ガスの「がすてなーに ガスの科学館」という施設があります。東京ガスの歴史と環境問題も学べるらしいので、いつか訪れてみたいです。




スマートエネルギーセンターの敷地北側を通っている道路を撮影しました。




同じ豊洲6丁目地区内には東京ガスの変電施設の「テプコ豊洲ビル」が建っています。この変電施設は東京中の電力ネットワークの中継地点となっていて、このテプコ豊洲ビルで不具合が起こると先日のような東京大停電が発生します。




スマートエネルギーセンターの敷地西側は、工事用プレハブ小屋などが展開していました。




ゆりかもめの市場前駅から区域4地区を見渡して撮影しました。




TOYOSU22の地図です。

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