東京オリンピック 有明アリーナ(仮称):計画段階中 2016年10月6日
2020年東京オリンピックにおける湾岸地区の競技会場クラスター内の一角に建設されることになる屋内競技施設の有明アリーナです。場所は江東区の有明一丁目地区内の埋め立て地です。バレーボール競技と東京パラリンピックの車いすバスケットボール決勝戦が行われることになります。収容人数は15000人(仮設席を含む)であり、総工費は約360億円で完工は2019年12月9日の予定となっています。
有明アリーナ(仮称)
収容人数 15000人(仮設席を含む)
設計者 久米設計
施工 竹中・東光・朝日・高砂異業種特定建設共同企業体
事業主体 東京都
構造形式 RC造(一部S・SRC造)
敷地面積 36,700㎡
延床面積 45,600㎡
階数 5階
高さ 37m
竣工 2019年12月(予定)
総工費 360億円
プレスリリース:東京都オリンピック・パラリンピック準備局のホームページ
2020年大会開催準備 有明アリーナ
有明アリーナ(仮称)(26)新築工事基本設計
西側から撮影した有明1丁目地区内の「有明アリーナ(仮称)」の整備予定地の全景です。現在は雑草が生い茂っている荒れ地が広がっているだけですが、これから整備工事が始まります。
北西側から有明アリーナ(仮称)の整備予定地を見渡して撮影しました。周辺は湾岸地区の高層タワーマンションや倉庫街などが広がっているだけです。
敷地西側のフェンスには、有明アリーナ(仮称)の真新しい説明板が設置されていました。
整備予定地の敷地西側を通っている有明通り側のフェンスには、敷地内を通る道路の入り口が整備されています。
入り口前から周辺を見渡してみました。奥には豊洲6丁目地区の「東京ワンダフルプロジェクト」の高層タワーマンション群などが広がっています。
ここを始め周辺の埋め立て地が整備されたのは2000年代初頭のことであり、15年近く荒れ地のまま放置されてきたことになります。オリンピックの開催が決まって、ようやく利用できることになってきました。
敷地西側を通っている有明通りを撮影しました。この有明通りが開通したのも2006年3月のことです。
南西側から有明アリーナ(仮称)の建設予定地の全景を撮影しました。
これから始まる有明アリーナの整備工事ですが、今後の政治状況によっては規模を縮小されたり、あるいは別会場で開催するので建設中止ということになるかもしれません。
有明アリーナ(仮称)の地図です。