
勝どき・ザ・タワー:工事進捗率95% 2016年10月6日
勝どき五丁目地区の住宅密集地帯の中、今まで都営月島団地や官舎などが建っていた区画の再開発計画「勝どき・ザ・タワー」です。再開発によって生まれるのは日本最大級の規模の高層タワーマンションで、地上53階、高さは約179メートルです。総戸数は1420戸で、1棟当たりの戸数ではザ・東京タワーズのミッドタワーに次ぐ国内第2位となります。実施設計・施工は鹿島建設が担当し、竣工予定は2016年12月下旬となっています。販売代理は三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、住商建物と、計5社によるビックプロジェクトとなっています。
プロジェクト概要
1.勝どき5丁目の立地
中央区勝どき5丁目は、直線距離で銀座まで約1.7キロ、東京駅まで約2.6キロの立地です。現在工事が進められている「環状第2号線」が完成すると、中央区と港区が直結します。銀座の繁華街や東京駅周辺のオフィスビル街にも程近く、職住近接の面でも優れた場所です。
2.コミュニケーション・コンセプト
都市再開発によるタワーマンションの販売の際に「他のタワーマンションや地域との差別化」の意味で生み出されるコンセプトとして「TOKYO UNITED」というコミュニケーションワードを設定してあります。また、都心の水辺の潤いと広大な緑地を「水都緑景」という言葉で表しています。
「中央区(銀座を庭とする)」×「港区直結(情報とビジネスの先端)」×「粋都緑景(潤いの都心)」の三つの魅力を前面に出した商品展開が進められています。
3.都市生活と潤いある生活空間としての超高層住宅棟
世界初の採用となる、3つの棟を組み合わせる「VDコアフレーム工法」により、強固で優美なトライスター型タワーを実現します。街に溶け込み、水辺の景観に生えるホワイトを基調とした、美しい存在感を放つ都心の新しいシンボルを目指した複合大規模タワーレジデンスです。

「勝どきザ・タワー」物件概要
所在地 東京都中央区勝どき5丁目1400番(地番)
計画名 「勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業」
用途地域・地区 第一種居住地域(地区計画区域内)、都市計画区域内(市街化区域)、防災地域
交通 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩6分
総戸数 1420戸(事業協力者住戸102戸含む)他に店舗等(区画数未定)・公益施設
敷地面積 1087809㎡
建築面積 591590㎡
構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
規模 地上53階、地下2階塔屋1階建
高さ 178メートル
建築確認番号 第BCJ13本建確063号(平成25年7月23日付)
売主
鹿島建設(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)、
住友商事(株)、野村不動産(株)
販売代理 三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)、住商建物(株)
実施設計 鹿島建設(株)
施工 鹿島建設(株)
建物竣工予定時期 平成28年12月下旬
入居予定時期 平成29年3月下旬
販売予定時期 平成26年5月上旬
プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 2013年3月17日
「勝どき ザ・タワー」マンションギャラリー グランドオープン
プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 別紙 2013年9月19日
国内最大級、全1420邸、地上53階建て KACHIDOKI THE TOWER始動
フォトリリース:時事ドットコムの新築マンションニュース
KACHIDOKI THE TOWER

隅田川に架橋されている「勝どき橋」から撮影した「勝どき・ザ・タワー」の高層タワーマンションの全景です。この日の東京都心部は上空が猛烈な風が吹いていて、雲が猛烈な勢いで流れていきました。

建物の竣工は2016年12月頃の予定となっていますが、高層タワーマンションの建物自体は完成しているように見えました。

勝どき三丁目地区の市街地の中を通り抜けていきます。新月島運河に架橋されている「浜前橋」を渡っていきます。

浜前橋の手前から勝どき・ザ・タワーの高層タワーマンションの全景を撮影しました。

勝どき・ザ・タワーの高層タワーマンションの周辺は、都営団地や中低層マンションなどの住宅街に囲まれています。

「勝どきポンプ場」の敷地前から(西側から)高層タワーマンションを見上げて撮影しました。

北西側から高層タワーマンションの全景を撮影しました。手前側には環状第2号線の「勝どき陸橋」の高架橋が通っています。

高層タワーマンションの再開発工事現場の敷地西側を通っている道路前にやってきました。敷地内の低層棟の建物も完成していました。現在は敷地内の地上周辺の工事が行われています。

再開発工事現場の南西角の交差点前にやってきました。敷地そばを通っている道路の歩道部分も新しく再整備する工事が行われていました。

南西側から高層タワーマンションの低層階部分の全景を撮影しました。前述のとおり建物自体はすでに完成していて、現在は地上周辺の工事が行われています。工事用フェンスも背の低いものに変わっていました。

勝どき・ザ・タワーの高層タワーマンションの敷地南側を通っている道路を撮影しました。この道路の歩道部分も再整備する工事が行われていました。

敷地の西側(隅田川側)は公開空地として整備されるらしく、街路樹の木々を植える工事が行われていました。

再開発工事現場の敷地南側を通っている道路を東側(晴海側)へ向かって歩いていきます。高層タワーマンションの正面玄関の脇を通り抜けていきます。

南側から高層タワーマンションの建物を見上げて撮影しました。

再開発工事現場の敷地東側を通っている清澄通りの「豊海幼小入口交差点」前にやってきました。敷地南側に建っている低層棟の建物の全景を撮影しました。

南東側から高層タワーマンションの低層階部分の全景を撮影しました。こちら側も地上周辺の低層棟の建物や地面の整備工事が行われていました。

「豊海幼小入口交差点」の全景を撮影しました。この交差点や周辺だけは、再開発工事と並行して再整備工事などは行われていません。

敷地南側に建っている低層棟の建物部分をズームで撮影しました。手前側の交差点前に建っていた薬局の建物ですが、いつの間にか取り壊されていました。

勝どき・ザ・タワーの敷地南側一帯は、勝どき五丁目地区の市街地が広がっています。都営団地や公団団地、東京港の古びた倉庫街などが広がっています。

東側から高層タワーマンションを見上げて撮影しました。

北東側から高層タワーマンションの低層階部分の全景を撮影しました。手前側に建っていた工事用プレハブ小屋も撤去されていました。

北東側から勝どき・ザ・タワーの高層タワーマンションの全景を撮影しました。

高層タワーマンションの周辺は環状第2号線の整備工事が行われているなど、数年前と比べてかなり変化してきています。

新月島運河に架橋されている「新島橋」ですが、現在架け替え工事が行われていて、片側一車線通行となっています。

「勝どき・ザ・タワー」の再開発工事現場の地図です。