みどりの野原

野原の便り

7月14日② ユウスゲを見に

2011年07月14日 | Weblog
サークルの後、車に乗せてもらって着いたところでは、先客がおられ映像の途中。まもなくそれも終わったのだが、後方でよく見えないし聞こえなかったが気になったのが「ミョウガの実」 実なんて見たことがない。そこのところよく聞きたかったなあ。


帰ってネットで調べてみたら、写真があった。
後で「ミョウガの実」は見られますか?と聞いたが見られないとのこと。
実を付けるのには条件があり実を見るのはむつかしいそうだ。見たいなあ。


 
        ツチアケビ        ケンポナシの花は終わったところ

田んぼの方へ。山裾にもいろんな花が見られ自然豊かなところとわかる。
自然を守るのに大変力を尽くされているよう。

 
田んぼ道を歩いて山の斜面に薄黄色の花が見えた。たくさんある。花は夕方4時ごろに咲くのだそうだ。

 
草丈はひょろっと高く 薄い色の花は涼しげ。 野生でこんなに花を見たのは初めて。

 
多分ハラビロトンボ    右)セミの抜け殻があった。まさかのクマゼミ ♂ 「入ってきてます」とのこと。こんな山の近くにもと驚く。 アブラゼミの抜け殻もあった。

ひと回りして車まで送ってもらった。時間は遅くなったがユウスゲはよかった。
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7月14日 栢森~小峠 

2011年07月14日 | Weblog
奥飛鳥 栢森~小峠までの観察ハイキング

栢森の加夜奈留美命(かやなるみのみこと)神社で地元の古老Sさんからお話を聞く。


ここ栢森は昔 天武・持統天皇が吉野宮滝へ通われた道があり、峠の辺りで休憩をされたとか。集落を流れる飛鳥川の水は芋峠から流れてきている。
「これぞ飛鳥川」岩盤の上を澄んだ水がほとばしる。

「50年前まではこの辺りは広葉樹の山でそれらを使って炭焼きが盛んに行われ、安定した収入が得られていた」
Sさんはそのころの自然豊かな山の姿に戻したいと熱く語られ、現に源流を守る活動もしておられ素晴らしい。
村には2つの神社 加夜奈留美命(かやなるみのみこと)神社と 飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ )が古来より祀られ、共に今は県社として稲渕・栢森・入谷の氏神として大切に祀られている。
山の上の金毘羅さんと共に「戦時中も行事は途絶えたことがない」そうだ。

昔は今お話を聞いている加夜奈留美命神社の境内で盆踊りも賑やかに行われたそうだ。

今は住む人も減り、バスもここ栢森まではカメバスが通っているが、その上の入谷集落へのバスは廃止されている。今朝もタクシーでバスに乗るため栢森バス停まで下りて来られた入谷の女性に尋ねると、タクシーは必要な時には無料で来てくれるとのこと。
入谷は「夏も扇風機は要りません」その代わり冬は「閉じ込められます」とのこと。
栢森も「クーラーは要らない」と聞いた。橿原市とほんの隣なのに別天地だ。

 
山裾にはチダケサシがやさしいピンクの花を付けていた。カワラナデシコも1輪

  
小峠・芋峠への古道に入る。 少し険しい登りもある。
気持ちいいなあ。心も体も癒される。元気になれる。
説明板によるとこの道は「昭和20年ごろまでは大和国中から吉野への生活道路」で、花嫁行列のお駕籠も通ったらしい。「山仕事の道」でもあり万葉時代「天武・持統天皇が吉野離宮へ通われた道」でもあったらしい。

 
       ミゾホオズキ     ヤマゴボウと言ったのはマルミノヤマゴボウ?
小峠で休憩 昔は高取城址の石垣まで見えたらしいが今は木が繁って全く見晴らせない。
分校の子の遠足の場所でもあったらしい。(入谷に分校があった)

 
役の行者様をまつる車道にでた。今はこの車で栢森~吉野へ楽に行ける。
ここから芋峠への古道は夏草に埋もれていてとても歩けるような状態ではなかったが、だいぶ前にここから芋峠を通り上市まで歩いたことがある。歩きごたえがあった。昔の人はすごいなと思う。

今日は観察会なので芋峠までは行かず、ここでお弁当。
座っていると涼しい風に汗がひいてくる。林道当たりを観察した後車道を戻る。

 
イチモンジ?サカハチ?どっちだったっけ? 帰って調べる。サカハチチョウだ。
右)「きれいね」参加者の1人が見つけた金属光沢のクモはコシロカネグモ? 足が緑色  
 
   ギンレイカ    冷たい湧き水で思いっきり顔を洗う男性がうらやましい 


小さな看板があり下りていくと素晴らしい滝があった。通ったこともあるのに今まで気がつかなかった。発見だ。

 
民家の前にゴボウがたくさん花を付けていた。ひとりばえだそうだ。
         カラムシついたフクラスズメの幼虫 突かれて怒りまくっている。

ここで解散となったが誘ってくれる人があって車で別のところへ。次につづく。         
コメント (2)
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