みどりの野原

野原の便り

1月9日 初雪 飛鳥駅から檜隈寺跡休憩案内所 ランチの後次年度計画

2025年01月09日 | Weblog

朝、カーテンを開けると、雪がチラチラ・・
プランターにもうっすらと積雪。  雪だ~。初雪だ~。

今日は里山クラブ自然観察会の初例会


みぞれの降る中、飛鳥駅から檜隈寺跡休憩案内所まで歩く。


冬枯れの野で生き生きしているのはヒガンバナの葉。
今の内にと光合成を頑張っている。


シロヤマブキ ヤマブキとは同じバラ科だが、属が違う。
シロヤマブキはシロヤマブキ科。 果実は普通4個ある。

ヤマブキに関連して「七重八重花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき」太田道灌の故事を思い出すが、この歌は太田道灌が詠んだ歌ではなく、平安時代の兼明親王の歌で、後拾遺和歌集に納められたもの」と教えてくれたメンバーさん。


丸いモニュメントのようなもの。
戦争関連のものだとは知っていたが、今日は説明を聞いて詳しくわかった。
これは「機雷」だそう。写真の左側の石積みの上には忠魂碑がある。

「機雷」は水中に設置して、接触などにより爆発する兵器。
海のない飛鳥になぜこんなものがあるのか?

この場所には元、旧阪合村役場があったという。
忠魂碑の建設にあたり「山間部の村で、海軍思想に乏しく、海防の必要性が乏しい」と、「廃兵器の下付願い」を出し、結果、昭和3年11月呉海軍軍需部に廃品として保管されていた機雷が下付されたのだそう。
設置場所は「村役場忠魂碑前」  (ネットアメブロ参考)
 
統合で役場はなくなり、忠魂碑と「機雷」が残った。

海軍思想の普及を目的に、わざわざ機雷を取り寄せて、住民の意識を戦争へと向けさせていったと思うと怖い。 
まあ、これがどういうものかわかってよかった。


池ではカルガモとコガモの姿


マサキ 赤い果実が割れて、橙色の仮種皮に包まれた果実が覗いていた。


サザンカ 園芸種


ハボタンはキャベツの仲間。江戸時代に観賞用として栽培された。
キャベツが食用とされるようになったのは明治時代になってからと前に聞いた。


檜隈寺跡に建つ、於美阿志神社 
東漢氏の始祖 阿智使主(あちのおみ)を祀る。
元は道の西側にあったらしい。


檜隈寺跡休憩案内所  ひと休み。

ハボタンの話と、門松の竹の先を切るようになったのは‥の話。
以前に物知りさんから聞いた話をした。

硬貨に書かれている植物の話をしてくれたメンバーさんも。


机の上に並べて・・ (ネットに詳しく出ています)

戻り道。


実がたくさん付いていたレモン。


高取川のそば。新橋が出来て、なくなった旧真弓橋の親柱が残されている。

ランチの場所へ。


新年会で飲食しながらしばし交流。

その後、来年度の計画を立てた。

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