当尾の里 地図を見ながら磨崖仏やお地蔵さまなど石仏を巡る。
まずは浄瑠璃寺を目指して歩いたが、2つ目の「たかの坊地蔵」を見逃したことにだいぶ経ってから気づく。
・・といきなり失敗で、見過ごした石仏もいくつかあるが、今までで一番たくさんの石仏を見た。
そのうちのいくつかを写真で紹介 順不同 立派な石仏や磨崖仏も多数省略
当尾(とおの)は京都府木津川市加茂町の地区、
ネット記事によると『世俗化した奈良仏教を厭う僧侶が穏遁の地として草庵を結び念仏に専心し、やがて草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び「塔の尾根」ができ、いつしか「当尾」と呼ばれるようになった。』
『浄瑠璃寺や岩船寺周辺は、小田原と呼ばれ、寺院や修行場が散在し、行き交う人々のために多くの磨崖仏が造立された』
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西小(にしお)の石仏群
車道脇にある。道路拡張の際に周辺にあったものを集めたと想像できるが、数の多さは半端ではない。
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墓地の入り口両側に立つ立派な五輪塔の内のひとつ。 鎌倉時代の作で重文に指定されている。 右)車道沿いには背の高い外来種のコマツナギがコンクリートの隙間にも根を張り点々と生えていた。(写真不鮮明)
「浄瑠璃寺奥之院」の道標を見つけた。
案内板によると約16分ぐらいで行けるらしい。せっかくなので行ってみることにした。
初めは緩やかな山道。そして道しるべのところから下っていく。
かなり急な山道を下る。
奥之院って下にあるの? 少し下ってからまた登りになるのかな? と思う内にもどんどん下る一方。
どこまで下るの?・・山を下りてしまうのでは・・
またこの道を引き返すのか・・・などと思うがここまで来たら行くしかない。
そして谷に到着。そこから少し歩いたところに・・
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丸太をつないだ橋が見えた。奥之院はあの向うに違いない。
右)奥之院と言っても建物はなく、不動明王像(大岩の上)と脇に2人の童子の像があるのみ。
鎌倉時代の線彫りの磨崖仏が割れたため後に作られたものとのことだったが、よくわからなかった。
水の多い時期には像の後ろは滝のようになるのだろうが空梅雨で今は水はない。
さて、下った分だけ登らねば・・
1歩1歩登って行くうちに元の場所へ。「行ってきたぞ~」という感じ。
往復36.7分だったので説明板の「約16分」もウソではないが「急な下り」ぐらい書いておいてほしいところ。
傘石を乗せた立派な長尾の阿弥陀如来座像や三体地蔵など見て
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大岩の上に木が2本 根を張り付けているだけでよく倒れずに成長したものだ。
間もなく浄瑠璃寺に到着。
アジサイの咲く境内を一回り。建物跡を発掘調査中だった。
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境内に咲いていたウツボグサ 「昔はどこにでもあったねえ」
このごろはめっきり減って今日のコースでも(こんな田舎道でも)野生のものは全く見かけなかった。 右)よく熟れた山道のヒメコウゾ モミジイチゴとともに 食べたことがないお二人に食べてもらう。
次に岩船寺を目指す。
藪の中地蔵三尊磨崖仏・愛宕灯籠・など次々と石仏がある。
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ホタルブクロ 自然の中に咲く花はうれしい。 よく見ればサンショウソウも花盛り(雌花序)
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有名な「笑い仏」と称される岩船三体阿弥陀磨崖仏 微笑みの絶えない世の中が続きますように・・ 右)そばにあった「眠り仏」 お顔だけ布団から出して寝ておられるよう。
弥勒の辻磨崖仏のある車道を横切って山道をゆくと三体地蔵が現れる。
三体地蔵 大岩の上部にこじんまりと彫られているのがなんだかほほえましい。
岩船寺は門の外から拝観
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山道を下る途中に突然現れた八帖岩
コース途中にも大きい岩がたくさんあった。こんな大岩を見ているうちにその中に仏さんの姿が浮かび上がってきたのかもしれない。
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帰りに見た 大門石仏群
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仏谷と呼ばれる谷の対岸にある磨崖仏 そばへ行く道はすっかり草に覆い尽くされていたが、こちら側から見渡せる場所があった。
先に見た「西小の石仏群」もそうだが、昔、この辺りには僧坊が立ち並んでいたという。そこにどんなふうに石仏が並んでいたんだろう。
今日見た数多くの磨崖仏や石仏たち、人々がどんな思いを託していたのか・・
お手軽ハイキングでは計り知れない。
ソバ畑?そんなわけはない。一面のヒメジョオンの休耕田
4時前元のバス停に到着。
浄瑠璃寺前で買ったベニジャガイモとキュウリ、岩船寺近くで買った漬物・・来た時よりも重い荷物を背負って帰路につく。
まずは浄瑠璃寺を目指して歩いたが、2つ目の「たかの坊地蔵」を見逃したことにだいぶ経ってから気づく。
・・といきなり失敗で、見過ごした石仏もいくつかあるが、今までで一番たくさんの石仏を見た。
そのうちのいくつかを写真で紹介 順不同 立派な石仏や磨崖仏も多数省略
当尾(とおの)は京都府木津川市加茂町の地区、
ネット記事によると『世俗化した奈良仏教を厭う僧侶が穏遁の地として草庵を結び念仏に専心し、やがて草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び「塔の尾根」ができ、いつしか「当尾」と呼ばれるようになった。』
『浄瑠璃寺や岩船寺周辺は、小田原と呼ばれ、寺院や修行場が散在し、行き交う人々のために多くの磨崖仏が造立された』
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西小(にしお)の石仏群
車道脇にある。道路拡張の際に周辺にあったものを集めたと想像できるが、数の多さは半端ではない。
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墓地の入り口両側に立つ立派な五輪塔の内のひとつ。 鎌倉時代の作で重文に指定されている。 右)車道沿いには背の高い外来種のコマツナギがコンクリートの隙間にも根を張り点々と生えていた。(写真不鮮明)
「浄瑠璃寺奥之院」の道標を見つけた。
案内板によると約16分ぐらいで行けるらしい。せっかくなので行ってみることにした。
初めは緩やかな山道。そして道しるべのところから下っていく。
かなり急な山道を下る。
奥之院って下にあるの? 少し下ってからまた登りになるのかな? と思う内にもどんどん下る一方。
どこまで下るの?・・山を下りてしまうのでは・・
またこの道を引き返すのか・・・などと思うがここまで来たら行くしかない。
そして谷に到着。そこから少し歩いたところに・・
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丸太をつないだ橋が見えた。奥之院はあの向うに違いない。
右)奥之院と言っても建物はなく、不動明王像(大岩の上)と脇に2人の童子の像があるのみ。
鎌倉時代の線彫りの磨崖仏が割れたため後に作られたものとのことだったが、よくわからなかった。
水の多い時期には像の後ろは滝のようになるのだろうが空梅雨で今は水はない。
さて、下った分だけ登らねば・・
1歩1歩登って行くうちに元の場所へ。「行ってきたぞ~」という感じ。
往復36.7分だったので説明板の「約16分」もウソではないが「急な下り」ぐらい書いておいてほしいところ。
傘石を乗せた立派な長尾の阿弥陀如来座像や三体地蔵など見て
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大岩の上に木が2本 根を張り付けているだけでよく倒れずに成長したものだ。
間もなく浄瑠璃寺に到着。
アジサイの咲く境内を一回り。建物跡を発掘調査中だった。
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境内に咲いていたウツボグサ 「昔はどこにでもあったねえ」
このごろはめっきり減って今日のコースでも(こんな田舎道でも)野生のものは全く見かけなかった。 右)よく熟れた山道のヒメコウゾ モミジイチゴとともに 食べたことがないお二人に食べてもらう。
次に岩船寺を目指す。
藪の中地蔵三尊磨崖仏・愛宕灯籠・など次々と石仏がある。
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ホタルブクロ 自然の中に咲く花はうれしい。 よく見ればサンショウソウも花盛り(雌花序)
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有名な「笑い仏」と称される岩船三体阿弥陀磨崖仏 微笑みの絶えない世の中が続きますように・・ 右)そばにあった「眠り仏」 お顔だけ布団から出して寝ておられるよう。
弥勒の辻磨崖仏のある車道を横切って山道をゆくと三体地蔵が現れる。
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三体地蔵 大岩の上部にこじんまりと彫られているのがなんだかほほえましい。
岩船寺は門の外から拝観
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山道を下る途中に突然現れた八帖岩
コース途中にも大きい岩がたくさんあった。こんな大岩を見ているうちにその中に仏さんの姿が浮かび上がってきたのかもしれない。
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帰りに見た 大門石仏群
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仏谷と呼ばれる谷の対岸にある磨崖仏 そばへ行く道はすっかり草に覆い尽くされていたが、こちら側から見渡せる場所があった。
先に見た「西小の石仏群」もそうだが、昔、この辺りには僧坊が立ち並んでいたという。そこにどんなふうに石仏が並んでいたんだろう。
今日見た数多くの磨崖仏や石仏たち、人々がどんな思いを託していたのか・・
お手軽ハイキングでは計り知れない。
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ソバ畑?そんなわけはない。一面のヒメジョオンの休耕田
4時前元のバス停に到着。
浄瑠璃寺前で買ったベニジャガイモとキュウリ、岩船寺近くで買った漬物・・来た時よりも重い荷物を背負って帰路につく。