みどりの野原

野原の便り

8月19日 万葉集講座

2015年08月19日 | Weblog
万葉文化館の庭の変化を見るのも楽しみだったが、今日はギリギリになって庭の木を見る間がなかった。

万葉講座は「丹比真人笠麻呂(たぢひのまひとかさまろ)」という人の筑紫国に下りし時に作れる歌
長歌1首と反歌

笠麻呂という名前も初めてだったし、いつもの通りの無知の塊のような私であるが・・

遠い筑紫国への旅に出た後、家に残した妻にもっとしっかり別れの言葉を言ってくればよかったと妻を思う歌で、枕ことばなどの修辞語がすごく多用されているのがおもしろかった。

語調がよくて心地よく感じた。

今とは違って、筑紫国への距離感も今で言うと外国へ行くような感じ。淡路島を越えるともううんと遠方に来た感じがしたのだろう。 大和の国から筑紫の国まで、どのぐらいの日にちを要したのだろうか?
コメント
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