みどりの野原

野原の便り

4月14日 鹿児島 薩摩半島 1日目 鹿児島空港 蒲生茶廊・蒲生の大楠(再訪)・伊牟田池・SHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル)泊

2023年04月14日 | Weblog

去年12月、上の娘とフェリーで2人旅。
鹿児島半島 大隅半島を旅した。

今回は娘たちと鹿児島3泊の旅をすることになった。

やっと日は確保したものの、バタバタして・・前日は参加予定の会をごめんしてもらい・・何とか準備完了。

その前に、関空までのバスを確認すると・・八木発の関空バスはコロナ以来運航中止中!えぇ~っ。
めんどうだが、大阪まで出てからバスに乗るしかない。
時間的にも金銭的にもロスだが仕方ない。

お天気もあやしい。今日明日は鹿児島は雨の予報。
家を出発した時には止んでいたが・・。


鹿児島空港(霧島市)に到着時には、やっぱり雨が降ってる~。

レンタカーなので道中は心配ないが・・雨とつきあうしかない。
今日は、霧島市~姶良市~薩摩川内市~鹿児島市で1泊の予定。

着いたのがお昼なので、目星をつけてくれていた昼食場所へ向かう。

①蒲生茶屋ZENZAI 姶良市
蒲生茶屋ZENZAI 昼食にぜんざい?
・・ではなくて、築100年以上の武家屋敷を活かしたギャラリーカフェだった。


今風にアレンジしてあるが柱など造りは古そう。


曲げわっぱランチを食べる。


庭のチャノキの葉裏に異常なもの。 
虫こぶ? 菌えい? 病気? 虫の卵? 不明


丸石の石垣

ここから「蒲生の大楠」は近くらしい。
走っていると、見覚えのある蒲生八幡神社の鳥居。

②蒲生の大楠 姶良市

特別天然記念物「蒲生の大楠」  

昨年12月の鹿児島 大隅半島の旅の時も来た。まさか再訪できるとは。
若葉に入れ替わって若々しい姿。

樹齢約1600年 目通り幹周24,22m 根元には8畳間ぐらいの空洞がある。
日本一の巨樹(全樹種で)・もちろん クスノキでも日本一の巨樹。

蒲生八幡神社の境内にある・・というが、蒲生八幡神社建立時(1123年)にはすでに「神木」として祀られていたというので、大楠の方が大大先輩。

前回12月の蒲生の大楠 参照ココ

③藺牟田池(いむたいけ) 薩摩川内市
7つの外輪山に囲まれた火口湖 小さくてかわいい池
ラムサール条約登録湿地
泥炭形成植物群落(天然記念物)

雨の止んでいるうちに周遊路を歩くことに。


藺牟田池 面積葯60ha 直径約1㎞ 最深約3.5m
藺牟田の名の由来は、昔、イグサ(藺)の産地だったことから。
池の中に点々と見えるのは「浮島」だ。


池の中に点々と浮かぶ「浮島」
火口の湿原に生育した植物遺体が腐らずに泥炭となったものが泥炭。
泥炭層が一部ちぎれて浮かんだものが「浮島」
普通もっと北の地方にありますね。
「我が国で唯一のきわめて貴重なもの」(後で行ったアクアイム 展示)


浮島と外輪山 


疏水水門 藺牟田池の水は隧道を通り、田んぼを潤している。
江戸時代、10年ほどを費やして隧道を開発されたとか。


池の中にラクウショウ 気根も見える。
湿地に生えるていのは見るが、水中に生えているのはあまり見かけない。


遊歩道脇にムサシアブミ


これはハクサンボクかな?

途中で雨が降り出したので引き返してアクアイム見学。

アクアイム(生態系保存資料館)


藺牟田池の成り立ち や 浮島や 藺牟田池周辺の生物 などの展示がありよくわかる。


藺牟田池のジオラマ 
上の方に広がる湿地植物群落の方まで行けなかった。
出来れば池を1周してみたかったなあ。
下にあるのがアクアイム そばに駐車場あり。


藺牟田池は「ベッコウトンボの生息地保護区」にもなっている。


南大東島で見た ベッコウトンボ(2004年8月)
近くでは見たことがない。

ヒメシダ(北方系)の南限
テツホシダ(南方系)の北限地でもあるらしい。

小さいけれど貴重な池だということがよくわかった。

藺牟田池を出発して、今夜の宿に向かう。

ホテルに到着。と思ったら、違う入口を案内された。
一旦道路に出て、トンネルをくぐり少しして入った所が1階の入り口らしい。

荷物を降ろして、車は又トンネルの上の駐車場へ。
そして、フロントはさっきのトンネルの上の入口のあった4階にある。
ややこしい。玄関の写真も撮れず。


④SHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル) 
通路に天皇さまが皇太子の時に宿泊された写真が展示してあった。

811号室に落ち着く。


広い部屋 ベッドは3台+子供用1台?
手前の方にバスルーム。奥のドアを開けるともう一つのバスルームがある。
家族向きなのかな?
アメニティも充実 申し分ない。

夕食は外で食べることにしていたので、ゆっくりする間もなく、バスで町に下る。


夜は居酒屋で郷土料理を食べる予定。
いくつか店を覗くが、予約でいっぱい。
(夕食にあぶれかけた対馬を思い出す。
結局、港に近い回転ずしに。これがとてもおいしかったので満足したのだが)


表に「西郷どん」がいる居酒屋に入った。


さつま地鶏のさしみ 奥はカンパチ


黒豚の焼き串

他にもキビナゴの天ぷらとか、豚のはらみとか、ぼんじり(鶏のお尻の骨周りについている三角形の肉)その他。
鹿児島は黒豚・地鶏・ハマチやカンパチ・キビナゴなどの海鮮が名物だ。


飲み物は芋焼酎のお湯割り 1杯目 黒瀬、お代わりは 南之方
違いが分かるほどのん兵衛ではない。両方ともおいしかった。
娘たちはソフトドリンクや梅酒ロックなど。

バスに乗ってホテルに戻る。
少し休憩してから大浴場(温泉)へ。人は少ない。

ゆったりベッドで、お休み・・

ボチボチと、いつになるか・・2日目に続く。

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