工作部会の「ミニ門松」作りに河内長野へ。
駅から歩く。ちょっと遠い。
ここは講座の時に何べんも通ったところ。
たまに来る機会はあるが、なつかしい。
途中の田んぼのシシ除け柵に、イノシシの皮がずらりと掛かっている。
「ここへ近づくとこんな目に合うぞ!」イノシシへの脅しなのか。
「おお怖い怖い。ここへくるのはやめとこう」とイノシシは思うかなあ。
シシ除け効果はあるのかな?といつも思う。
山の方に炭焼きの煙‥いい景色。
作業場に到着。
ここにも火が焚かれていてうれしい。
先ずは、スギの木の伐採を見学。
急な斜面のスギ。引き綱を木を倒す山側(左)の木に張り、さらに右の方に綱が引っ張ってある。
鋸で切り目を入れて・・・引き綱で引き・・ついに倒れた。
お~。観客席から拍手がおこる。
1本の木を伐るのも大変だ。
この木は細かく切って運び出される。
いよいよミニ門松用の竹の伐り出し。
ここで里山づくりをしている方々にもお世話になる。
「そんな手袋ではあきません」とさっそくダメ出し。
ヘルメットと皮手袋で武装?し、恰好だけは一人前になる。
ノコギリも借りて、いざ山へ。
切っていい所、残す所、地主さんの希望もあるらしい。
ゴリゴリ・・ 1本伐れた。
もう少し太い方が・・ 中に入れる細い竹も要る・・
この調子では今日中にはできないのではないか?
・・この時点では本当にそう思った。
伐った竹の小枝を落とす。
「そこで切ったらあかん」
教えてもらって小枝の基部に切れ目を入れて、枝を引っ張ると・・ポキッ。
小気味よい音と共に小枝が外れた。切り口もきれい。
そういえば、前にも教えてもらったような気がするが・・
すっかり忘れていた。
足元には瑠璃色のリュウノヒゲの実。
太い竹、細い竹を作業場に運びこんだところでお昼。
午後、竹を伐る電動鋸の応援もあって、太い筒も切れ、細い竹の斜め切りもできた。
ナンテンもたくさん採ってきてくださり、伐採したスギの枝も切って、竹筒にセットした。
材料だけをセットして、仕上げは家ですることになった。
炭焼きを見に行く。
竹林の整備を兼ねて、竹炭を焼いているのは同じ会のメンバー。
竹の炭焼き窯
焚口は2つあり、次に焼く竹が入れてあった。
普通の木炭用の窯とはだいぶ様子が違う。
炭焼き用の拠点は、火が焚かれ、手作りの自在鉤にはやかんが掛かっていた。
桃のお茶というのをいただいた。
家に帰って、昨日取ってきたマツの小枝やツルウメモドキの枝などを追加したら賑やかに、華やかになった。
出来上がりはお正月にアップする予定です。