みどりの野原

野原の便り

2月8日 長居植物園 カツラ・アオギリ・梅林・モミジバフウ・カワセミ

2024年02月08日 | Weblog

飛鳥里山クラブから長居植物園


先日遠目に見た公園のトラックそばの桜はジュウガツザクラの表示があった。


高い植え込み桝で大事にされている桜
根元からいっぱいヤニが出ていた。
フラスは出ていないが、虫にやられているのだろう。

担当の方の案内で植物園を、大池を左回りで歩く。


カツラの木が並んでいるところ。
雌木にはたくさんの枯れた果実が残る。
翼のある種子が出てきた。


二ホンスイセンは見ごろ。
花の少ないこの時期にいい香りが漂っている。


大池の島の柵にとまっているカワセミを見つけてくれた人がいた。
長い間、じっと止まって、池の中の餌を覗っているのか。

植物園の柵の外にアオギリの大木が並ぶ。
枯れた果実がたくさん見えるが遠い。
柵から手を入れて果実を拾った人がいた。
よく見ると草の中にバラバラになったものがいくつも落ちていて、手に取ってみることができた。

 
果実は5つに分かれ、1つ1つの鞘状の果皮(心皮)の縁に種子がついている。
(右)果皮がまだ開ききっていないものを見つけた人もいた。
若い閉じた果皮の中に茶色い液体が溜まっているのを見たことがある。
雌花が若い果実になっていくのも以前には見たことがあるが、最近は見る機会いがない。見たいなあ。
歩いている時はいつもアオギリを探してしまう。

 
梅林は色とりどりで花盛り。雌しべのない花を見たり、枝やガクの色を見たり。


タブノキの冬芽 大きい冬芽は混芽で花や葉や枝も入っている。


モミジバフウの枯れた果序がゴロゴロ落ちていた。
種子はだいたい落ちてしまっているが、残っているのもあった。
この種子も翼がある。
風に乗って遠くへ飛ばされる。

午後、自然史博物館に入る。
時々来る機会があるが、展示をゆっくり見たことがなかった。
展示は充実していて、ついでに見るには時間不足だ。
もっと時間をかけて見に来たいが・・いつもバタバタと・・

コメント
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