みどりの野原

野原の便り

1月7日 落葉と木の実観察

2012年01月07日 | Weblog
長居植物園でケヤキ・どんぐり・ハンノキ・モミジバフウ・フウ・アキニレ・ハマナツメ・クロマツ・センダンなどの葉脈・果実・種子を観察。

果実と種子
果実はメシベの痕が残る。どんぐり・センダン・ケヤキ・アキニレなど


よく知っているセンダン。皮を取り除いた星型のものが種子だと思い込んでいたが、切って見ると5室になっていてその中に種子が入っていた。


ハンノキの果序

 
自生は少なくなっているというハマナツメ。20年ほど前に三重県の自生地に行ったことがある。湿地のようなところだった。他のところでは自生はない?らしい。
その時に変わった形の実の写真を見せてもらった。
根元に落ちていた黒く変色した実を割って見るとこれも3室に分かれた中に種子があるのを観察した。

クロマツの葉はよく見ると細かいギザギザがあり、ルーペで見ると気孔が並んでいるのも見えた。

 
フウのキョシは丸まって腺点があることを知った。

「化石などで葉の1部分が出てきた時も、そういうことを知っていると同定できます」といわれた。

いつも見ている木でも上辺しか見ていないなあと思い知らされた。

果実の構造 外果皮・中果皮・内果皮・種皮・種子・・ 
果物や野菜はどの部分を食べているのか? まだまだむつかしい。

落葉や落ちた実からいろんなことが勉強になった。
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