みどりの野原

野原の便り

3月7日 平群 アオモジ イヌノフグリ 

2023年03月07日 | Weblog

久しぶりの平群。


中央公民館がなくなって更地になっていた。
駅前の総合文化センターに入ったのかな?


イヌノフグリ フラサバソウに紛れて花が咲いていた。 


果実もできていた。中央下部に落ちてしまった花が写っている。


ヒトツバの胞子葉 裏面一面にソーラスが一ついている。



イヌガシ 雌雄異株  高い所に雄花が見えた。
もう少し近くで見たいな。


白山神社 かつてあった福貴寺の鎮守社 左は弥勒堂


ウメ 満開


尾根道のケイオウザクラはまだつぼみだった。


アオモジはあちこちに咲いていた。
一時のことを思えば拡散も落ち着いてきたような感じがする。


他の花がまだ見られない中、アオモジの黄色だけは目立つ。


手の届く所にあったアオモジの枝 色は薄く 果序もまばらで雌木のようだ。


ネジキの赤い新枝


墓地のあたりからの見晴らし。


サンシュユ ヤブツバキ ケイオウザクラやハクモクレン
もう少しすればそれらの花が咲いて眺めも良くなりそう。

昔、桃源郷と教えてもらったあたりも覗いてみたが・・薮になって荒れていた。
花卉栽培が盛んだった平群。
この辺りにも花木が植栽されていたが、今は小菊やバラに主力が移ったようだ。
ニューサイランやクジャクヒバと教えてもらったものは広く植えられていた。


ニワトコ つぼみ

帰りは・・住宅地を抜けて・・


4等三角点のところも通った。
三角点の位置情報などが記録されたICチップが埋め込まれているそうだ。
(石柱の上の丸いもの)


また山の道へ~どう歩いたのかわからない・・

元山上口駅で解散。

帰ってから、メンバーのお1人が「アオモジの子房」の写真を送ってくださった。
アオモジは雌雄異株。
雄株と雌株は花の咲いている木をみればだいたいわかる。
それに花のつくりがややこしくて、細かい観察はスルーしてきたが・・
メンバーの方に刺激されて、持って帰っていた小枝の花を分解してみることに。


持って帰ったアオモジの小枝 見た所、雌花と思うが・・


ひとつのつぼみの中に柄のついた5つほどの小花がある。
その小花の花弁を取り除いてみる。


花序の中の1個の小花の花弁を取り除いた。矢印は子房
柱頭が茶色く見える。 他の小花も柱頭が見えている。

マイデジカメでは接写もイマイチだが、何とか子房が確認できて雌花の証明ができた。

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