みどりの野原

野原の便り

万博記念公園 ツツジ満開 

2016年04月19日 | Weblog
久しぶりの万博公園
総会の後、午後から園内をまわった。

1970年千里丘陵を削って造成して開催された大阪万博、その跡地、人工地盤の上に作られた森。
木は成長したが、単層の高層林になり、いきものも少ないという。
この森を生物多様性に富む「自立した森」にするためにの実験地を何箇所かを見た。

 
『2000(h12)15m×15mの枠内の樹木の94%を伐採して中央にとった10m×10m
枠をさらに16分割してその8区画に北摂自然林の表土のまき出しを行った』というところ。
90%を伐採されたというが、年月が経って鬱蒼と繁っている。  
     右)2014(h26)の実験地 伐採した後に植樹されている。今後どうなるか・・
人工の森とはいえ最近ではキツネも繁殖しているらしい。
実験の研究成果は出ているのかな?
光が林床にも届き、いろんな生き物も住める多様性に富む森になるだろうか。

  
水草の池ではミズバショウがまだ咲いていた。
               右)シロダモの新芽 ふわふわ絹毛は頬ずりしたくなる。

  
      ユズリハ 雌花が開花中               イチョウの雄花序

 
ツツジ満開 「クルメツツジの園芸種」の表示 たくさんの品種があるらしい。
面白いお話を聞いた。クルメツツジは花が二重になるものが多いらしい。
そう聞いてみて見ると、二重の花ばかり。 一重と二重が混じる株もあるらしいが、見たのは二重ばかり。これは雄しべが花弁に変わった八重とは違い、ガクが弁化したものらしい。
その証拠に二重の花にはガクがない。 今まで全く気がつかなかった。


タブノキ 伸び出した枝 葉 花序には花も見えた。

 
            キクモモ 満開          右)八重桜 満開   

 
     フジも咲き始め      美しさでは負けていません ムラサキサギゴケ群生

   
キッコウチク 面白い亀甲模様は下の方だけ。タケノコの節も歪んでいるのかなあ。
                     右)のびのびと枝を伸ばしたケヤキの新緑
コメント
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