ミグの「右肩上がり同好会」

移動カフェ店長の日々の生活と仕事の様子などを綴っております。

ワーゲンバスのセルモーターにリレーを取り付けてみよう

2019年03月26日 | イベント出店 ワーゲンバスの事
先日、仕入先でエンジンがかからなくなった(セルモーターが回らない)ワーゲンバスのトラブル。
調べてみると旧車にはありがちなトラブルらしく
(冷えた状態だと問題なく回るのに熱を帯びると回らなくなる)
車検整備でお世話になっている空冷ワーゲンショップさんとも相談して
パワーリレーを設置する事に。

こちらがノーマルの状態。

上の細い線がイグニッションキーから来ている配線。
下の太い線がバッテリーから来ている線。
細い線の方から来る電圧がなんらかの原因で下がると
セルが回らなくなるようです。(カチッと音もしない)

ワーゲンバスはバッテリーが後ろにあり
イグニッションキーは当然運転席にあり、セルモーターは後ろにありますから
この距離が原因の一つになるそうです。

イグニッションスイッチを後ろに付ければ、そんな事はなくなりますね。
まぁ実際そんな事は無理ですから
リレーを使ってスイッチをセルモーター付近に設置するのが常套手段なようです。

オートバックスさんからエーモンさんのリレーとヒューズボックスを買って来ました。



リレーは防水タイプが容量の大きい物がなくて仕方なく防水タイプではない物を。
ビニテでぐるぐる巻きにすれば何とかなるかな?と。


こんな回路を作り…



イグニッションキーから来ている線をセルモーターから抜いて青につなぎます。
黒は最寄のボディーにアース。
赤の線はセルモーターにつながっている太いプラスの線(バッテリーからつながっている)に共締め。
黄色い線をセルモーターから抜いた端子に接続します。
バッテリーから来ている線から電気をもらう感じですかね。
電気は苦手ですが頭をひねって理解しました。



こんな感じに完成(ちょっとわかりにくいか)
太い線のナットが緩められず仕方ないので出てるボルトの頭に丸端子を入れてダブルナット状態に。
(緩まないように祈る)

不安もありましたが一発で始動。
よかったよかった。

これでしばらく様子を見ようと思います。
これでまたセルが回らなくなったらいよいよセルモーターの交換しかないのかな?と。

カフェの仕事と同じく旧車のメンテも毎日が勉強ですね。

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