ピットロードの速度規制は他のサーキットより低い40キロ。
スピードガンで取り締まりが行われていますので(笑)
オーバーしないようスピードメーターとにらめっこ。
ピットクルーの待つ17番ピットへと車を止めます。
サイドブレーキを引いてエンジンを切り
ハーネスを外して外へ飛び出すと、
素早く渡辺さんが乗り込みます。
ここでワタクシの最後の仕事、右側のシートベルトの装着補助。
助手席側からはチーフメカさんが乗り込み、
トランスポンダー(発信機)を交換して
左側のシートベルトの補助をする完璧な作戦。
「それっ!」身体に向きを変えてベルトの金具に手をかけ
「カチッカチッ」とベルトを2本、バックルに入れるつもりが・・・・
「手がプルプルしてて
指先に力が入りません!!(゜Д゜;;)」
「あわわわわわ・・・・・」
焦れば焦るほど手は言うことを聞いてくれません!
僅かな時間が永遠に思えるくらい長く感じました・・・・
でも、何とかかんとかベルトを差込み
「ハイ!」と声を掛けてドアを閉めます。
エンジン始動でピットアウト!!
(この間、約23秒・・・・最低最悪・・・・)
ワタクシの役目はここでようやく終了~
ヘルメットを脱いだら力が抜けてその場にへたり込んでしまいました・・・
il||li _| ̄|○ il||li
その後はよろよろとピット裏に移動・・・
スーツを脱ぎ、水分を取り、頭から水をかぶってクールダウン。
相方にうちわで扇いでもらい、しばらく休むと何とか体力が回復。
その後はピット前を通過する渡辺さんに手を振って応援!!
ここから先はオンボード画像での渡辺さんのドライビングの模様です。
コースに復帰するとトラブルでペースの上がらない5号車と23号車に遭遇。
またしてもタイムロス・・・・
そうこうしていると、先にドライバーチェンジしてエースに交替。
ペースを上げてきた61号車に追いつかれます。
2ヘアピンで抜かれるも、すかさず抜き返して、
ここから延々とテールtoノーズ、サイドbyサイドの7位争い。
渡辺さんは時折、言う事を聞かないマシンにイラだってか?
それとも自分自身に気合を入れる為か、
何やらヘルメットの奥で叫んでいます・・・
「ΨδÅщ!!」
「ФξжЮЙρ!!!」
(ご本人の名誉の為にも・・・普段は温厚な方です)
後半はとうとう61号車にパスされ8位に後退してしまいますが、
それでも決して諦めることなく、ヒーターを全開!!
最終コーナーも限界まで攻めています。
まさに「鬼神の走り」!!
レース中には悪条件にも関わらず
14号車のベストタイム16秒1も記録。
本当に頭が下がる思いです・・・
スタートから約1時間が経過。
トップを快走した8号車が48周を走りきりチェッカー・・・・
参加21台。完走19台。
14号車も一周送れながら大健闘の8位フィニシュとなりました。
最後になりましたが・・・・
今回、急遽ドライブする事になりながら、
素晴らしい走りで14号車をチェッカーに導いて下さった渡辺さん。
豊富な知識で完璧なサポートをして下さったサンデーメカさん。
美味しい差し入れ、それからタイム計測からカメラマンまで
色々と働いて頂きましたKiyayaご夫妻。
・・・と、雑用係のうちの相方。
お世話になりました多くのエントラント、オーナガイザーの皆様。
それからこのブログをご覧の皆様。
本当にありがとうございました。
お蔭様でとても楽しく充実した時間を過ごす事が出来ました。
この場をお借りしまして御礼申し上げます。
さて次回のレースは約1ヵ月半のインターバルを置きまして、
再び筑波サーキットにて行われます。
これからも応援宜しくお願い致します~