ミグの「右肩上がり同好会」

移動カフェ店長の日々の生活と仕事の様子などを綴っております。

ワーゲンバスのデスビのポイント調整をやってみた。

2020年06月03日 | イベント出店 ワーゲンバスの事
営業再開を前に久しぶりにバスを動かしてみました。
ところがスムーズに吹け上がらない。なんか息継ぎ?するような感じです。
こないだ休みにプラグの清掃したばかり。たぶんその時に引っ張ったせいでコードのどこかが痛んだのかも? 
下手に触らなければ良かったの?(汗)

でも遅かれ早かれそうなった筈です。
とりあえずエンジン始動中に触ったら軽く感電したので(笑)右側のシリンダーのプラグコードを交換。
(取り回しがけっこう大変で苦労しました。)
これで息継ぎ症状は改善しましたが
営業再開の初日の朝、今度はブレーキを踏んでクラッチを切ると
エンジンがすとんと止まるトラブルが再発。
今年の春先に発生した症状と同じです。
またデスビのポイントかな… 
だましだまし土日2日間営業。

お休みの月曜日、こうなったら自分で調整してみるしかないかと。
ショップさんに持ってく暇はありません。
調整の手順は出張して直してくださったメカさんの様子を思い出しなら…
あとは空冷ワーゲンのメンテムック本を見つつ。

ついでに左側のシリンダーのプラグコードとセンターコードも交換します。
センターコードは長さを調整出来るように長めです。
でも面倒くさいのでそのまま端子だけ圧着します。
多少長くても問題ありません。



お次はデスビ(ディストリビューター)のキャップを外して





ローターを外すとコンタクトポイントが現れます。


ここの隙間がカム山にかかっている時に最大でコンマ4ミリかベストらしく
測ってみたらコンマ2ミリほど。
ポイントは摩耗するので定期的に隙間を調整せねばなりません。
シクネスゲージで測りつつ何度もポイント右側に見えるマイナスのネジを緩めては締めて
隙間を調整して行きます。




これがなかなか難しい。
仮止めしてクランクシャフトを回してもう一度測ると全然違います。
試行錯誤すること小一時間。


なんとかコンマ5ミリほどに調整。
しばらくすれば摩耗してコンマ4ミリくらいになるでしょう。
あとは外したローター、キャップを組み付け
新しいプラグコードを差し込み




再始動は一発でした。
良かった。

追々、ポイントレスのキットを組み込もうかと思っております。
あと自分で点火時期の調整とかもやれたらな。
とりあえずこれで今週末もみはらしの丘に行けそうです。
週末の天気はどうでしょう。





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