スケート・カナダ ２００７FS

スケート・カナダ。FSは女子のみの放送だった。
夕方からの放送もあったし、Get Sportsも何気に期待していたけどなかった。
昔はフィギュアスケートというと女子とペアをよく見ていた気がするのだけど、ＮＨＫ杯だったんだろうなぁ。
今回つくづく思ったこと。
①女子の技術的な飛躍は10代前半～半ばの選手が多いので、毎年どこから強豪選手が現れるか分からない。でも20代には20代にしか出せない素晴らしさがあるのでベテランと呼ばれてしまう選手も頑張って欲しいなと思う。
②フィギュアスケートは技術や順位だけでない！と思いながら応援している選手、日本の選手に当り前のように期待してしまっている私がいたこと。
③なんだかんだいって新採点法はよいものだ。

エミリー・ヒューズ選手はそんなにプレッシャーに引きづられずにアメリカの時よりよかった。お客さんを引っ張る力がある選手だな。衣装がマンハッタンの夜景のようでゴージャス。
ロシェット選手はやはりよかった。昨シーズンよりもっと大人の雰囲気を醸し出している。
中野選手は３Ａを公式戦で成功させた！素晴らしい！！ジャンプやスピンもさることながらエレメンツとエレメンツの繋ぎも年を追うごとに充実しているように思えます。ＳＰでミスがありながらもロシェット選手より点数が出たことは自信につながるにありません。
浅田真央選手。３Ａを回避したのをはじめて見た気がして驚きました。
心配していた３Ｌｚの判定も厳しかったようで試練の１年となりそうですが、スケート・アメリカでは地元のマイズナー選手やジャン選手もきちんとジャッジングされていたし、そういった意味では総ての選手にフェアであると思います。
人一倍努力家の彼女ですから時間はかかっても彼女なりの答えを見つけてくれると信じています。

松岡修造さん。ＦＳもリンクサイド。「ナイス・ナイス」と小声で言う彼。背の大きい彼がそこにいると目立つ。私が日本代表選手だったら「松岡修造がいるな、いるな」と演技している最中にも気になってしまいそうです。スピードスケートの選手に手で追い風を送ったり、元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんに試合中に「うるさい」といわれるほどものすごい声援を送る方なので彼があそこにいると選手が許しても私が落ち着きません。