La douce vie

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フィギュアスケート:ロシア杯 男子

2007-11-26 | figure skathing、ice show
やはり、浅知恵で語ってしまいます。少しづつリハビリです。

アメリカ杯の時に小塚選手のことを「成長期」なんて書いてしまったのは、1年でびっくりするほど大人っぽくなっていたからという理由だけです。(ただ、手足が長く痩身の10代後半から20代前半の選手というのは「成長期」という枠に当てはめてしまいがちな私です。)FSの黒一色の衣装はますます大人っぽく見えます。(そういえば、海外のフィギュアスケートの公式サイトでライサチェック選手のことを「ダースベイダー」と書かれていた。(と思う)ひどい!と思いながらも思わず苦笑。黒が本当に好きなんですね、彼は)
アメリカ杯の時よりジャンプに対する気持ちが強かった印象の小塚選手。最後までスピードが落ちない小塚選手の演技はステキです。GPS2試合の経験を糧に全日本選手権の表彰台を目指して欲しいです。

ベルントソン選手はSPで片方のサスペンダーが取れてしまうアクシデント。ずっと気にしてしまうところが彼らしいおかしさがあって憎めません。

バトル選手はFSを無難にまとめあげてきました。「アララト」を見た中で一番完成された演技だと思いました。2本目の3Aでの転倒はあったけれど、ジャンプが決まればこんなにステキなのに。
ステキといえば、髪型がとてもステキでした。

ウィア選手。SP,FSの安定感とウィア選手の魅力を最大限に生かしたプログラムは今シーズンはウィア選手の年なのかな、と予感させられるようです。昨シーズンまではKISS&CRYで哀しげな彼を見ることが多かったのですが、新しいコーチとのトレーニングの成果が見事に花開きましたね。

ランビエール選手。SPが2Aでもあんなに点数が出るんだ、とキム選手同様びっくりしたのですが、(キム選手もランビエール選手も嫌いなのではありません、好きな選手です)中国杯よりも順調に仕上がってきていますね。

フィギュアスケート:ロシア杯 女子

2007-11-26 | figure skathing、ice show
グランプリシリーズも後半戦。
最近、浅知恵を語りたくてしょうがないような記事が多くて我ながら赤面ものです。
競技なのでフェアな目線で書きたいと思いますが、同時にブログなので好きな選手のことよかったなと思う演技をした選手のことを中心に書いていきたい。という初心に返りたいです。

お分かりかもしれませんが、中野選手はお気に入りの選手の一人です。姉も中野選手を気に入っているようで、時々フィギュアスケートの話をすると中野選手について熱く語ってしまいます。私達姉妹は中野選手の衣装センスも気に入っています。

今回SPで佐藤コーチの指示を聞いている中野選手が手をフェンスに乗せていたのですが、爪に鮮やかなピンクのマニュキアをしていて感心!私だったらパール系のピンク程度しか思いつかないのですが、きれいな水色の衣装にはっとするようなピンクの爪の組み合わせがとても新鮮な驚きでとてもステキでした。
FSの鮮やかなオレンジの衣装の脇にひまわりのような太陽のような金色のデザインがあしらわれた衣装。(彼女は色白なので大抵何色を着ても似合ってしまうのですが)中野選手にしてはインパクトの強い衣装だな、と思っていたのですが、最初のポーズと最後のポーズの手、ドーナッツ・スピンの時にぱっと天に伸ばして開く手はその衣装のデザインと見事にマッチするではないですか!!(そうやって意識してみると、このFSの時は他のプログラムの時とは違い手のひらをぱっと広げて演技をしていますね)
と、ファッションの話はここまでにして、グランプリシリーズを通してカナダとロシアの中野選手とロシェット選手の対決というのは一番見応えがありました。

ロシェット選手が後半に3-3と2A-2Aのジャンプシークエンスを盛り込んできたことに強い意志を感じたし、スケールの大きい曲に飲み込まれず、演じきっていた。改めて素晴らしい選手だと感じました。
ロシェット選手も衣装と髪型のセンスがいつも感心させられます。

中野選手もきれいな3Aでしたね。不十分なジャンプもあったようだけれど、素晴らしい演技でした。最近、海外のフィギュアスケートのサイトに中野選手を形容するのに「エレガントな」という形容詞がつくのも嬉しい限りです。佐藤夫妻コーチが彼女が完成されたシニアの選手となる時にエレガントであって欲しいという願いを込めて作ったEXや基礎練習の日々がきちんと彼女に届いて年々美しさを増していく印象です。
2位以内が確定した時に涙目になる中野選手にGPFとトリノへの熱い思いを見ているようでこちらもうるっときていまいました。

村主選手は調整が上がれば3つ巴の戦いになるのではないか、とも思いましたが、なにはともあれ前回よりも調子があがっているようで何よりです。

コルピ選手は失礼ながら何度か演技をみても美しい顔の印象ばかりが残っていたのですが、素晴らしいSPでした。衣装も横じまのスカートが印象的!

キム・ヨナ選手はなにより別次元の演技をしているなぁ。というのが第一印象。ジャンプの乱れがあってもあれだけの高得点が出るのだからクリーンに滑った時にどこまで点数が伸びるのか、という驚きです。女子のなかでは彼女は新採点のストレスが一番ない選手に思えます。