
「模倣犯」宮部みゆき
面白かった!
公園で身元不明の手首とハンドバッグが見つかる。ハンドバッグは行方不明になっていた女性のものだった。犯人はマスメディアを利用し、次の犯行を予告する。
加害者、被害者、その周囲の人々、マスコミ、警察の人々を丹念に描いている。
「大聖堂 ―果てしなき世界 下」ケン・フォレット
面白かったぁ。一人ひとりの登場人物が個性的。長所もあれば短所もあるというところを一人ひとり丁寧に描いている。。この作者、男性と対等に渡り歩けるようなタイプの女性が嫌いなのかと思った時もあったけれど、もっと大きな視点で見つめているんだろうな、と最後の方で思えたのはよかった。
「毎日のパリ」中村江里子
海外モノを読むのは結構好きなので読んだのだけど、パリでの生活というよりほとんどが妊婦&ママ日記。
「姫椿」浅田次郎
短編集。SF、恋愛、などなど。話の語り口が上手いなぁ。すぐ物語にひきこまれます。
冒頭の「シエ」を読んだ時、うちの猫にドライフードをあげ続けて平気かとちょっと不安になった。
「新・三銃士 ダルタニャンとミラディ〈少年編/青年編〉」」藤本ひとみ
ミラディ(従来は「ミレディ」という名前に慣れているので変な感じ)が主役、ミラディ目線で話が進む。なるほど、ミラディからみれば男はだいたい間抜けに映るかもしれない。