La douce vie

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フィギュアスケート:国別対抗2012

2012-04-23 | figure skathing、ice show
ここまで熱狂すると競技だかアイスショーだかわからなくなりましたが、憎しみなき熱狂はスケーター達の国境もなくなっているところがありました。




ペア

日本チームのキスクラに日本人離れした人がいる、と思ったら、サフチェンコ&ソルコビー組がいた!と思ったら全部の国のキスクラに出没していましたか???

デニー&コフリン組:FS
すごい、ジャンプが次々と決まる。1つ1つの技は雑な感じでしたが、やはりジャンプが決まると印象が違います。

デニュハメルラドフォード組:FS
カナダの代表というだけで、うまいんだろうな、というカナダスケート安心ブランドが私の中で出来上がっています。
最初のコンビジャンプはステップからでステップは見事にシンクロ。つなぎも丁寧だし、音楽表現も素晴らしい。

ベルトン&ホタレック組:FS
ペアは世界選手権メダリスト常連くらいしかわからないので、イタリアにこんなに雰囲気のいいペアがいたのか、と感心しました。
それから、ペアで3連続ジャンプもありなんだとはじめて知りました。

高橋&トラン組:SP,FS
凱旋試合。世界選手権から考えるとメンバー的に優勝してもおかしくないポジションでプレッシャーがあったと思います。
ジャンプミスが続きましたが、トランジッションが凝っているし、それでも見応えがある演技でした。

バザロワ&ラリノノフ組:SP、FS
SPはややミスが出ましたが、あぁ、やはりロシアのペアは層が厚いと思いました。リフトで女性が鶴のように美しかった。
FSはロシアらしいロマンチックなプログラム。オリンピックに向け、複数表彰台を狙っているんだろうと思いました。



男子フリー補足

コンテスティ選手:FS
このプログラム好きです。ジャンプミスは続きましたが、ふとキスクラが映ると、イタリアチームが体を揺らしながら応援していて微笑ましかったです。

レイノルズ選手:FS
4回転ループってはじめてみました。それから、このジャンプ構成が凄い。前半4回転が3つに後半3-3が2つ?後半の3-3はかなり低空飛行でしたが、回転不足だったか確認していないけれど、着氷するところはすごいと思った。このプログラムをクリーンに滑ってカナダの国内選手権でパトリックと対決したら面白かろうと思う。
2008年のNHK杯で見た印象より動きが洗練されて、いい成長をしているなと思った。あれだけのジャンプ構成を見せてもらったらもう少し点数をあげたくなりましたが・・・

チャン選手:FS
チャンのコンビジャンプの件、自信がなくなったので、削除。ゴメンなさい。




アイスダンス

リード姉弟組:
最後まで頑張って滑ってくれました。頑張った、頑張った。

イリニフ&カツラポフ組:
男性がちょっとジェフに似ていると思うのは私だけだろうか?
なんとなく、このカップルの印象は薄かったのですが、世界選手権で見て、1つ1つのことが上手いなぁ、やはり、ロシアの1番手。と思いました。

カッペリーニ&ラノッテ組:
悲哀が占める率が高い「道」でも、キュートなカップルですね。途中のローテーショナルリフトがストローをくるくる回している感じでかわいかった。

ペシャラ&ブルザ組:
凄い声援。ブルザの衣装は汚れっぽい加工がしてあって凝っている。ナタリーの包帯ルックもとってもキュート。
二人とも下のアイラインを入れてエジプトっぽさを演出。まるで彼らのショーのようでした。
キスクラで後ろでは人間ピラミッドが・・・一番下の選手が映っていません。


バーチュ&モイア組:
ミュージカルを見ているような作品に仕上がっていて楽しめました。
ちょっと軽率かもしれない文章削除。なんとなくカナダのキスクラが地味な印象、いや、これくらいが普通のはずか。

デービス&ホワイト組:
日本人大好き手拍子にのって最後はすごいスタオベでした。



女子フリー

レオノワ選手:
昨日同様精彩さを欠きました。表情も曇ったままでした。
シーズン通して言い続けていますが、プログラムも衣装もスピンも安藤さん的。精彩さを失っている時の安藤さんに重なって見えました。来シーズンはレオノワ選手らしい元気プログラムがみたい。

ソトニコワ選手:
スピンのスピードが素晴らしい、最後の方で曲になんで打ち込みが入ってるのかな―。

ワグナー選手:
圧巻のプログラム。今日の主役の一人でした。
プログラムの途中途中で魅せる表情、次々と決めるジャンプ、見所のコレオスパイラル。シーズン後半で彼女はシニアのトップ選手に定着したと思いました。

ゴールド選手:
シーズン終わった後にシニアプログラムにしてよく頑張ったと思います。ジャンプに高さがあります。

村上選手:
コンビジャンプが全部後半だったと思います。これはリスクが高いプログラムだな、と思いました。
最後のステップの手拍子が音楽とあっているのかあっていないのか分らなかった。大きなプレッシャーの中、ミスしてもリカバリしようと努めている感じがしました。

鈴木選手:
最後に「蝙蝠序曲」を日本で見ることができてハッピーです。このプログラムはつなぎの部分はステップが入っているだけでなく、女性らしい繊細な腕の動きや柔らかい表情が魅力です。本人としては悔いが残るでしょうが、総合優勝。高橋選手の時と同様、他の国のスケーターが祝福に来てくれました。カロリーナの前なのに、鈴木選手を祝福するヨーロッパ選手って偉い。
そう言えば、高橋選手の祝福の輪の隅にモロゾフコーチもいました。びっくり。

コストナー選手:
幾つかミスは出ましたが、始終にこやかに演技をしていて、カロリーナは一段上の精神力を身につけたのだなと思いました。世界女王になった直後に2位になってしまうのはテンションが下がるでしょうが、最後までにこやかにファンにあいさつ。偉い。