総理大臣となった相馬凜子の夫、相馬財閥の次男で鳥類研究者の夫、日和の目(日記)を通してのストーリー。
いいところのほわんとしたバードウォッチングをこよなく愛する夫と美しく頭もいい妻。夫の母や兄さんのキャラも立っていて、映像化しやすそう。マハさんの作品はいつも映像化しやすそうと思う。
政治モノと言っても、難解ではありません。政策は消費税増税など、現代日本の身近なテーマです。
政敵、陥れ、財界からの駆け引き、嫁姑問題などなど、でも、軽く読めます。外交に関してほぼ描かれていないのは、続編のためにとっておいているのだろうか?と思った。