「アメリカン・スナイパー」
イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル。スナイパーとして秀でた能力を持った彼は軍の仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度とからレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。
故郷に残した家族を思いながら、軍に自分の居場所を見出し、家族の反対を押し切りながらも繰り返しイラクへ赴く。
人の命を奪う表現が軽い。遠くから、狙い、撃ち、倒れ、動かない。それを繰り返す。時に家族に電話をしながら。
アメリカへ帰ると、そこは戦争があることは嘘のような日常がある。しかし、彼の心はイラクへと飛んでいる。
ここ10年、クリント・イーストウッド監督の映画を一番観ている気がします。
物語の組み立て方が上手いので、話に入りやすい、分かりやすい。ただ、苦々しい結末を迎えることが多いので、いい作品だと思えても二度みたいと思えない。。。