『いしもん』と言えば、梅田を中心に複数店舗を展開していますが、新しく福島にも店が出来た。完全予約制で、二部制、料理は6,000円のコースのみとのことだったので、さっそく行ってきました。
場所は、分かりにくいところにあります。メンソールは、このあたりを庭にしていたことがあるのであっさりとたどり着けましたが、地元民とかでない場合は、看板もなかったりするので、ちょっと迷うかも知れません。女将が店の前で出迎えてくれたりはしますので、通りを間違えなければ行き着けるでしょう。といいながら、外観写真がありません。
こちらはコースターです。同じマークが、街灯にもつけられていたような気はします。モスラの幼虫のような、シャコのようなデザインなんですが、『魚』という感じの元になった象形文字らしいです。
先付けです。左から、赤こんにゃくといんげんの白和え、雲丹とクリームチーズ。クリームチーズには裏ごしした雲丹が仕込まれており、濃厚な味わいになっています。トラフグの煮こごり。稚鮎です。昔、海魚は腹を手前に、川魚は背を手前に盛り付けるというようなことを聞いたことがあったんですが、その通りの盛り付けになっています。
造りです。左は鱧に見えますが穴子です。右は桜鯛。
腕物です。牛蒡とタケノコの煮麺仕立てに先ほど造りで出された桜鯛を、竜田揚げにしたものが乗せられています。
箸休めの勇気野菜達と金山寺味噌。お代わり自由なので、かなり食べたような記憶が…。
焼き物ですが、鱒の幽庵焼きです。柚子の代わりにレモンを使っているとのことです。
揚げ物ですが、初鰹のカツレツです。初鰹は戻り鰹に比べると脂が乗っていないので、このようにしたのではないかと思います。下にあるのは玉葱と西京味噌で作ったソース。振りかけられているごま塩の色彩と香り、塩気が最高です。
ジャガイモとしらすのだんご。シンプルですが旨いです。
河内鴨。赤ワインのソースです。
飯物ですが、マグロ丼です。左に白飯、右にマグロの各部位が用意され、後は自由に、マグロ丼を作って味わいます。
氷菓はゴールデンキウィの一点勝負で、潔いです。
これは再訪せねば…。例によって、それなりに飲んだんですが、リーズナブルな感じでした。
(参考)