会社の敷地にトタン板を積んでいて、それを片付けたらトタン板の下にVの字の様に切ったトンネルが有った。そのVの字の中央には丸く広められた場所が有り、そこにイネ科植物ヒメシバ(SP)で鳥の巣のような巣が作られていた。
ネズミの子のような生き物が走ったので捕えてみるとワタセジネズミであった。奄美大島では畑地などに生息し、夜間、地上を走りまわりながら昆虫などを捕えて食べる。ワタセジネズミはトガリネズミ科ジネズミ属で体長6~7㎝の小さなネズミ、ワタセジネズミのワタセは屋久、種子島と奄美大島の間の生物地理区、分布境界線、渡瀬ラインを発表した渡瀬庄三郎にちなむ。
ワタセジネズミの巣 鳥の巣のようなイネ科植物ヒメシバsp.で作られた直径7㎝ぐらいの小さな巣
復活:過去に消去した記事です