CubとSRと

ただの日記

コタツムリにはなってない

2021年02月03日 | 日々の暮らし
 1月29日

 「明日、明後日は相当冷え込むらしいから、きっと何とか理由をつけて~」、と予想した通り、準備万端整えておきながら買い物には行かなかった。
 
 昼間、陽の当たる間は二階は暖かい。「日の当たる間」だけ、だが。
 陽が翳るとその瞬間にうすら寒くなる。
 それでも、普通はその陽も当たらない、ってところが結構あるんだから文句は言うまい。

 窓を開けて片腕を出す。風が冷たい。冷たいだけでなく、強い。

 昨晩、あまりの強風と冷え込みで、一度は干してしまおうとハンガーにかけたりした洗濯物を干すのをやめ、洗濯機に引っ掛けておいた。
 いや、一度は半分近く干したのだが、途中で
 「これじゃ、夜中に飛ばされて庭に落ちてしまうかもしれないな」
 と思い始めた。ほとんど時を同じうして小さな雨粒が時折り当たる感触があった。
 夜中に干すのは断念。明日の朝にしよう。

 翌朝。幸い、よく陽が当たる。これなら意外に早く乾くかも。ちょっと強めなのが気になるけど、風もあるし。
 
 昼過ぎ、様子を見に出てびっくり。凍っている。陽が当たっているのに。肌着が「板海苔」の親分みたいになっている。
 風の止んだ時だけしか、乾かないのかもしれない、これだけ冷え込むと。
 
 三年か四年ぶりにダブルのジャケットを出して置いたのだが、あまりの寒さに結局着ないことにして、ツイードのジャケットに掛け替えた。
 明日、着る(かもしれない)。

 四時半を回ってスーパーマーケットに行く。冬至を過ぎて一ヶ月半。日に日に陽が沈むのが遅くなっている。
 で、ついうっかり出てしまったのだが、帰りがけには辺りはうす暗くなってしまった。

 「冬来たりなば 春遠からじ」と言うくらいだ。「冬が来た」どころか「初春のお喜びを~」とやってからでも一ヶ月になるんだから日は長くなって当たり前だけど、過大評価はするもんじゃない。
 前かごに満載した食料でヘッドライトが半分隠れてしまうカブだから、真っ暗にならないうちに帰ることができてほっとした。
コメント
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