重 要 情 報
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◎明治憲法の常識と昭和憲法の非常識(令和3年2月4日):北村維康
明治憲法は誰が作ったか。日本人である。(そんなのジョーシキ)。では昭和憲法は誰が作ったのか。アメリカ人である。アメリカ人はかう言った。
「お前たちは政府が悪だくみをして戦争を始めた。そして日本国民を苦しめ、大陸を侵略して、侵略先をひどい目に合はせた。だから二度と戦争をできない憲法を、アメリカ人のマッカーサーが作ってやるから、その通りに決めろ。但し、このことは絶対に秘密だぞ。」
しかし上記のことはプレスコードにもちゃんと決められてゐるとおり、秘密だから、ちびまる子ちゃんでも「そんなのジョーシキ」とは言はないし、それは今や公然の秘密である。しかしその秘密をばらすと、何となく後が怖いから、朝日新聞もNHKも、妙に黙りこくる。
しかし日本を揶揄して喜ぶ韓国などは、「やあい、日本人、自分の憲法も自分できめられないのかよ」と嘲る。こんなになめられて、悔しい。日本には、いつまでも憲法に拘ってゐる余裕なぞ、ないのである。
早く憲法を改正して、そのうえで八紘一宇を具体的に推進しなければならない。それには、エプスタイン島の悲劇や、ウィグル人へのジェノサイドを、なんとしてもやめさせなければならない。
◎彼ら報道機関は事実を表と裏から正確に伝えるべきでは:前田正晶
4日の朝早くから2局ほどのニュースでは「3日の都内における新型コロナウイルス感染者の中で亡くなる方の数が、初めて120人に達した」と何らの背景の説明無しに「さー、大変だ。これほど亡くなった方が増えた。皆の衆よ、驚きなさい、恐れなさい」と言わんばかりの報道振りだった。
事実だけを報じている点ではそれでも良いだろうが、報道機関としては脅かす事だけが能事ではあるまい。現に、私が知るだけでも60歳以上の感染者が増えているし、80歳以上の患者からの死者は増加傾向にある。
産経新聞では「現在では感染者が増加傾向にあるので、亡くなる方も増えている」という意味の解説が付けてあった。
私は「それこそがマスメデイアが当然あるべき姿勢だ」と思っている。私 は感染者数対死亡者の比率の詳細な統計の持ち合わせなどないが、もしも、このウイルスで一定の比率で亡くなる方が不幸にもでるのであれば、昨年末以降に都内で感染者の数が急増した以上、死亡者が増えたのは止むを得なかったのではなかったかと思って、テレビ報道を聞いていた。ましてや、60歳以上で感染者が増えたとあっては、統計的には起こりえる現象化と受け止めている。
また、4日の産経新聞では、今ではキャノンの所属である元外務官僚の宮家邦彦氏が、別の意味で報道機関の偏りを批判しておられたが、永年のマスコミ批判論者としては、彼ら報道機関にはもう少し意味のある解説を付けて報じて、罪なき視聴者や読者を惑わす事がないよう心掛けて貰いたいと思っている。
他に偏りの思いつく例を挙げてみれば、彼らはミャンマーのアウンサンスーチー氏を褒め称え、軍事政権こそが悪の権化の如くに報じていた。私如きにはこの報道を否定するだけの知識も根拠の持ち合わせもない。
だが、一部の専門家は
「軍事政権は不安定だったミヤンマーの政治・経済を安定させるだけの力を発揮していたし、支持する勢力もあった。だが、その点には全く触れずにスーチー女史こそ民主政治をもたらした女神の如くに報じるのは如何なものか」と指摘していた。
だが、この「コイ ンの裏側」である指摘を大きく報じたメデイアを私は知らない。
わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
頂門の一針 5677号
2021(令和3年)年 2月5日(金) より