また6月19日(月)の分。
日曜だったか、トイレが近くて困った。
東条の珈琲店で用を足して出たのに(正確には入店時だけれど)、帰宅した時は尿漏れ寸前。危ないところだった。
だが、問題はそこではない。排尿終了間際に痛みがあったこと。
数日前から少し(痛みとまではいかないけれど)違和感のようなものがあったので、また膀胱炎になったのかもと思っていた。
この日は帰ってから用を足しに行くたびに痛みが強くなっていく。そのくせ量は少ない。
量は少ないくせにいきなり尿意を催すようになる。
それが不安で出づらかったのだが、段々に様子も分かってきたので
「ひよどり台程度なら行ってもいいかな」
、と思い始めた。
勿論、出る前にも着いてからも、まず用足しをして、帰る前にも行って、で何とか尿漏れのおそれを避けることができた。
だが、排尿終盤時の痛みはまだ強くなり続けている。
「膀胱炎の薬は、膀胱炎を治すためのものではない」
初めて聞いた時は、「え?どういうこと?」と思った。
薬というものは直接間接を問わず病原に働き掛けて、病原を退治、或いは弱体化させるものと思っていたのだが、そうではない薬もある、ということになる。
「膀胱炎の薬は膀胱内の炎症を止めるためのものではない。ただの利尿剤だ」。
尿を排出することによって膀胱内に炎症を起こさせている雑菌を洗い流す。排尿が雑菌の繁殖力を越えたら、膀胱炎は治る。結局は自分の自然治癒力が自身の身体を治してゆくのだ、ということらしい。
確かにそう考えれば医者が「私が治すのではない。私は手助けをするだけで、あなたが自分の力で治すのだ」と言う理屈も能く分かる。